CloudLaTeXを使おう

※この文章はFUN Advent Calendar 2015 10日目の記事です.

はじめに

本学のB3, B4学生はこの時期になるとシステム情報科学実習や卒業研究等でTeXを用いて最終報告書や卒業論文を書くと思う.で,やったことある人ならわかると思うけどTeXの環境構築ってすごく大変.何時間も大容量のファイルをダウンロードしてはインストールを繰り返す作業,しかもいざ試してみると大量のエラーと日本語の文字化け…

でもCloudLaTeXなら面倒な手間無しでTeXを書ける.CloudLaTeXについては,とてもわかりやすい紹介ビデオがあるのでぜひ見て欲しい.(ビデオが良すぎて以降の説明が要らなくなる気もするが一応雑に書いていく)

以下チュートリアル的な何か

1. cloudlatex.ioにアクセスして右上のSign Upからアカウントを作る.
 (お試しならTwitter連携とかで試してもいいかも)

2. エディタ画面はこんな感じ

基本的に真ん中のエディタ画面を編集すると右枠のプレビュー画面が自動で更新され,右上のPDFボタンから生成したPDFをダウンロードできてしまう.

他にも

 ・エラーをポップアップで提示
 ・Dropbox連携
 ・各ジャーナル論文のテンプレート生成
 ・定義したスタイルファイルをドラッグドロップで利用できる

と紹介したい機能は多いのだが,特にDropbox連携はしておいて欲しい.

なぜなら,

このサービス自体β版なので完璧ではない.

故に日頃からバックアップを取らないと自分のように論文投稿締切前に一から環境構築を強いられることになるのだ😂(なので最悪の事態に備えて普通のTeX 環境構築もしておくのがよい)

とはいえ,とても便利なのでぜひ使って欲しい.

まとめ

 ・CloudLaTeXは強い
 ・バックアップはこまめにとれ