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大きな大きな気付きをくれた仲間たち

わたしは前職勤めの頃、地元の商工会議所青年部への入会経験があります。45歳までの定年制で、地元の商工会議所活動の一環を担う若者の会です。

中でも大分の夏祭り「府内戦紙(ふないぱっちん)」を創っています。
今日はそんな青年部での若かった頃の勘違いのお話です。

このブログは、
私・久保田哲ことサトシアーニは 大分でロックス・カンパニーというIT企業を経営している夢だけは大きい=音楽好き・犬好き・ゴルフ好きの初老経営者が書き下ろしているものです。


大分商工会議所青年部

私の商工会議所青年部(大分YEG)への入会は32歳の時。

当時勤めていた会社の代表が卒業のため、入れ替わりで入会しました。

まず青年部とは何か?説明します。

当時から今も青年部の活動目的(綱領〜こうりょう)にはこう記載されています。

(青年部綱領)
地域社会の健全な発展を図る商工会議所活動の一翼を担い
次代への先導者としての責任を自覚し
地域の経済的発展の支えとなり
新しい文化的創造をもって
豊かで住みよい郷土づくりに貢献する


つまりは、
「若者らしく怖がらず、いろんなことをどんどん発想し、自ら地元のために汗をかこう!」
と言うことでしょうか。(勝手に解釈していますが。。。)


青年部とは、商工会議所の存在する地域にあり、全国に4万人、大分市の青年部だけでも約120人の若者が在会しいます。

共に酒を酌み交わし、共に議論を積み重ね、時には喧嘩もし、一生涯の親友として付き合って行ける会です。


入会当時、わたしはイベント会社に勤めるサラリーマンでした。青年部は地域イベントする機会が多く、祭りもやっているため、会社が入会して勉強してこいと送り込んでくれたのです。

入会したての私は早速、得意分野を発揮し、青年部のために貢献します。イベント屋らしい様々な経験からのアイディアを提案し実行しました。

当時、私の中での自分自身は注目の新人!…..でした。


しかし、そこで入会したての若輩者32歳の私は、こんな大きな勘違いをしてしまします。

最近の筆者


若かりし大きな大きな勘違い

「この会には大した大人がいなく、すぐに上の役職についても活躍できる。。。。」つまり私はだんだんと心の中で会員の皆さんをどこか見下すようになっていたのです。

なぜそのような勘違いをしていたのか?
それは私の勝ち気でわがままな性格もあると思いますが、一番の原因は当時イベント会社に勤めていた私にとって、祭りやイベントばかりしていた青年部活動は「朝飯前」だったからです。

世の中の同様の会で、イベント業出身者にはアルアルな話ですね。

当然ですよ。本職なんですから。

先輩であろうが、青年部会長であろうが、イベント事業での議論では常に上から目線です。

当時、私の中で勝手につけていた「青年部人間ランキング」は、新人ながら圧倒的上位にありました。


どんどん落ちていく自分の人間ランキング

しかし、そのうち活動を通じ、汗をかき、仲間と付き合っていくことで、みんなの本質が見えてきます。熱く語り合い、自身の意見を懸命にぶつけることで、その人という人間が見えてきたのです。

中には、引くことで人を引きつける人。
優しさでひとを引きつける人。
不器用だけど情熱と魂で人を引きつける人。
それぞれが、それぞれの汗をかき、一生懸命に対峙する。。。。

私にはない人間味を目の当たりにしたのです。

当たり前ですが自分自身の人間ランキングは「自分が決めるものではない」と言うことがわかってきました。

その人には、その人にしか出せない一生懸命さや優しさが一人一人にあり、人が人に惚れることを経験し、決して器用でない人にも魂を感じ、ついていく人間関係を感じるようになりました。

当然、私自身の青年部内人間ランキングは、自分の中でどんどんと下がっていきます。

わたしは、青年部の先輩方からから学びました。

「人を動かす、故郷を動かすためには、
頭の回転が速く、器用で、かっこよく、お金を持っている。。。。
こんな要素は必要なく、その個人個人のために何ができるかを一生懸命に考え先頭に立って汗を描くことが必要」であることを。。。


私はそののち、42歳の時に青年部の会長となります。


決して立派な会長ではなかったと思いますが、人を思い、汗だけは人一倍かくようになっていました。

会長当時の青年部内人間ランキングは下から数えた方が早かったように思えます。

会長へと推挙していただき、ついてきてくれた当時の戦友に、今でも心から感謝しています。

中でも祭り好きではなかった私は、府内戦紙の実行委員長も経験させていただきました。
本当にみんなに助けられました。

その話はまた、気が向いたら
書きたいと思います。

一生の友達を得る会の活動も
いいもですよ。

それではこの辺で….
ロックな1日をお過ごしください。

いってらっしゃい。

久保田哲|サトシアーニ





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