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うちの娘だったポメラニアン「ポッケ」

だんだん寒くなってきました。
寒い季節にいつも思い出すことがあります。
それは「ポッケ」のお話。

私・久保田哲ことサトシアーニは
大分でロックス・カンパニーというIT企業を経営している、夢だけは大きい=音楽好き・犬好き・ゴルフ好きのカッコつけジジィなのです。

ポッケのことは初めて書きます。
約8年前、今日みたいにとても寒い日に、
ポッケはこの世を去りました。


我が家には、残念ながら子がおりません。
その代わり、神様が授けてくれた一匹のポメラニアンがおりました。

ポケットに入りそうなくらい小さかったので名を「ポッケ」と名付けました。我が夫婦にとって、人間同様な大切な大切な娘でした。

ポッケ(女の子ですよ^^)



当時、私の妻はお母さんの経営するスナックを手伝っていたため、深夜にポッケとよく車で迎えにいきました。自宅で夜12時ぐらいになるとポッケの方から「そろそろ迎えに行こうよ!」とすり寄ってきます。

「ママ迎えに行こうか!」

そにばで嬉しそうにクルクル回るポッケ!

繁華街の端で、車を止めて妻を待っていると、周りをキョロキョロ見回しママを探します。そして、遥か向こうに姿が見えると、そわそわして、シートの上でクルクル回り出します。

ポッケはママが大好きでした。

そして、妻が助手席のシートに座ると、必ず左手で抱っこしてもらい、満足そうに一緒に帰宅したものです。

妻とポッケ



我が家の生活はポッケ中心でした。週末はペットショップに行きポッケのお気に入りのおもちゃを買いよく遊んだものです。

あまりにも過保護に育てたせいか、外に散歩に連れて行けばすぐに帰ろうと抱っこをおねだりし、散歩と言う散歩はすべて抱っこしたままの散歩で、まるで私の散歩でしかありませんでした。


ワンチャンのいるご家庭は皆一緒でしょうが、ワンチャンは家族であり、ワンちゃんを預けてなかなか旅行にも行けません。

でも行きたいとも思いませんでした。ポッケと遊んでる方が楽しかったからです。

筆者とポッケ




当時住んでいるフローリングの部屋がポッケの足に悪いと判断し、引っ越しもしました。ベッドから落ちたらいけないと階段もつけました。

当時ヘビースモーカーだった私は、タバコはもちろん外。吸ったあとは必ず手と口を洗っておりました。

ポッケが食欲のない日は、原因をネットで必死に調べ、少しでも体に良く食べてもらえるためのレシピを研究しました。


そんな平穏な日々が続いたポッケ8歳の時でした。

いつもトイレで出来ていたた おしっこを、畳の上にしていることに気づきました。

たまには間違いもあるかなと特に気にしてはなかったのですが、その数日後、突然ポッケを痙攣が襲いました。

行きつけの別府の病院に連れて行き、診断したところ、てんかんの症状が見られるという診断でした。

数日の入院が必要と言われました。。。

毎日様子を見に見舞いに行きました。。。。。

そして、調子も良さそうになり、もうすぐ退院かなとほっとしていたところ、朝病院から電話がありました。。。。。。

突然急変し、ポッケは虹の架け橋を渡り、天国へと行ってしまったのです。


ポッケ、8歳の短い命でした。



ポッケが残してくれたもの


8年経ってようやくペットロスが薄くなりました。

ポッケが居なくなった当時はテレビもYouTubeもワンチャンが映るものは避けてきました。

キツかったですね。

我が家のリビングにはポッケの写真が今でも多く飾られています。毎日ご飯んとお水をお供えしています。

道を通るポメラニアンっぽいワンちゃんには必ず目が行きます。

本当にキツくて辛い8年でした。

ポッケが我が家にもたらしてくれたもの。。。。。
それは、優しさでした。

当時、私は30代。
仕事などで悩みも多く、家では眉間にシワを寄せて、不満そうな顔ばかりしていました。そんな、私を明るく迎えてくれていたのが妻とポッケです。

私が悩んでいると、部屋のドアを
「カシッ!カシッ!」と引っかいて、訪ねてくれるのです。

「パパそんな辛い顔しないで」って言っているようでした。

私の部屋を訪ねるポッケ

そんなポッケから、ほっとする時間と優しい気持ちをもらっていたような気がします。


近い未来、きっとまた君に会える。。。

最近、少しでも人間の都合で起こる殺処分など、不幸事が世の中からなくなり、自分達に何が出来るかを考えられるようになりました。

今、私はマンション住まいなので、現マンション規約でペットが飼えません。

早く多くの親を持たない不幸なワンちゃんたちを受け入れられる環境へ変われるように、準備をしています。

そんな中、あるテレビで救犬活動をしている「大木トオル」さんというブルースミュージシャンのことを知りました。

彼は音楽活動を通じ、ワンちゃんたちの命をつなぐ活動をしています。
自分の行っている音楽活動が、多くのワンちゃんのためになる。

私も、大木さんを応援し、自分自身何ができるだろうかと考えるようになりました。

今は、まだ出来ないかもしれないけど
今できることをやり、
またいつの日か
ポッケと再開できる日が来ることを
心より願っています。


身の回りに感謝をし、
今日も最高な1日となりますように。

長々と書きました。ごめんなさい。

それでは、皆さん
いってらっしゃい!

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