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決定的な仕事をしよう

本日は、ゼミ生に伝えていることをライトに紹介します。伝えているのは「決定的な仕事をしよう」ということです(全く専門的なことではないですね)。

本学の学祭では、ゼミとして研究発表を行う機会があり、橋本ゼミとしてまとまって一つのアウトプットを作るために、プロジェクト活動を行っています。

毎年、新しいことに取り組み、勉強しながら(研究しながら)取り組んでいます。必然的に、何をやろうか、どうやろうか、どう分担するか(分業ですね)、どう育成するか(新2年生を戦力化する)といった課題が出てくることになります。

もう、ひっちゃかめっちゃかではあるのですが、そのカオスのような中で実践的に学んでいっています。

昨年、今年はとにかく「リアルに集まらずにやる」ってことを目指しています。ITツールをフル活用しなければできません。しかし、それこそが今の時代に学ぶべきことだと思っています(大学としては集まる機会が確保されているので、逆張りができるのです)。

その時一人一人に必要なのが、作業ではなく決定的な仕事を行うことです。

例えば、「私は2時間がんばりました」という場合、重要なのはその2時間がプロジェクトにとってどれだけ意義があることができたのか? です。作業を行っているという視点だと、自分がどれだけやったのかに意識が向くのですが、プロジェクトを遂行するにあたっては、どれだけ「プロジェクトにとって意義があることができたのか」が大事な要素となります。

もし、2時間頑張ってもプロジェクトに何も成果が出せていないのであればダメですし、仮に30分で楽にやったことでも、成果が出せているのであれば良いわけです。

通常の場合には頑張りと成果は比例するのですが、大事なことはプロジェクトに視点を置くということです。

そこで、「決定的な仕事をしよう」と伝えています。

今、プロジェクトはどういう状況なのか? その中で、自分は何をすべきなのか? そしてどういう成果を出すことがプロジェクトにとって良い結果をもたらすのかを考え、実行することが大事です。

もしかすると、とても地味なことが大事かもしれません。また、新しいことをやっている場合には、理解されず、人から褒められないことかもしれません(逆にけなされることも)。そういったことであったとしても着実に実行できるかどうかがとても大事なことだと思っています。

みんな、「決定的な仕事をしよう」。


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