差別の中での共演

はい桐沢です

僕のいるアメリカでは、今だに人種差別があります。

しかし差別は良くないとの考えあり、言葉を少し変え『人種区別』となり
白人地域、黒人地域は今でもはっきりとここLAでは別れています。

皆さんも知っての通りこれでもだいぶマシになったのです。

昔はアメリカ国内で黒人というだけの理由で、リンチにあい殺される 
という事が日常的に起きていました。

有名なビリーホリデイの歌『奇妙な果実』

これはリンチにあった黒人が殺され木に吊るされるという事を果実に例えて歌ったものです。

しかしそんな中、黒人の才能に魅了された白人が人種の壁を乗り越え、超え混じり合い様々な芸術作品を生み出しました。


ボージャングルとシェリーテンプル

これは僕の心に刺さった動画です。

知っている方は少ないかもしれませんが、サミーデイヴィスjrのMrボージャングルという曲は彼にささげた歌です。

この少女 シェリーテンプルはMrボージャングルと巡業中に幼いながらこんな発言をしたのです。

『なんで彼と私は同じレストランで食事ができないの?』

この時は白人専用レストランに黒人は入る事ができなかったのです。

大人というのは『賢く、子供より頭が良い』というのは大きな皮肉と感じれる言葉です。


ジーン・ケリーとニコラス・ブラザーズ

『I’m singing in the rain』 雨に唄えば有名なジーンケリーとダンスの天才ニコラス・ブラザーズ

これは白人のジーンが大健闘しています。 なぜなら

ダンスの天才 ニコラス・ブラザーズとまともにやりあっているからです。

僕の大好きなニコラス・ブラザーズの動画はこれ



ジーンはアメリカでテレビが普及する前に街から街に巡業するヴォードビルというエンターテイメント業界の出身です。
ここからアメリカのヴォードビルという事に僕は興味を持ちました。

ジーンに興味のある方は是非 参考YouTubeはこちら!

ちょー有名な シンギング イン ザ レイン


まあ白人しか出てきませんが、素晴らしいエンターテイメントです
(このまあ白人しか出てこないという所に深い意味があります)

グッドモーニング

アメリカエンターテイメントの凄さと人間の力をひしひしと感じます


僕は日本人です。 しかしアメリカ人の中で彼らの一員として演奏しています。
これは決して僕が才能あるからではなく

音楽というプラットフォーム自体が『人種という壁を作らない』からだと思います
まさに芸術や音楽が人種差別や区別の壁を破るキッカケになったのです。


最近YouTube経由で知りあった方とLAで話す機会がありました。

相変わらずの僕のオタク話を聞いている中で彼がこんな言葉を言いました。

『理解のある白人がいた事が唯一の救い』 

この言葉は発言する立場により様々な意味を持ちますが
かなり現実だと思います。

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キリサー🤘でした!




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