シーズン終了

2019年シーズン終了。

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8月24日の最終戦は5-1で勝ちましたが、残留を争っていた1個順位が上のチームも勝ったため、降格が決定してしまいました。

思えば昨年の大学ラストシーズンもどこかで勝ち点1でも拾えていれば関東1部昇格っていう年で、

今年もまた、もう1pointあれば残留って年でしたね。

2年連続でこの少しの差を埋められずに、終わりました。きっと少しではないのだろうけど。

当たり前だけど惜しいなんて言葉はこの世界にはなくて、勝ったか負けたか。その二つの基準で評価されてしまうのです。当たり前です。チームだってビジネスやってんだから。

結果が出るまでの過程なんか関係ない。ほかのやつらが寝てる間に自分がトレーニングしてたって、負けりゃ負け。試合前日に夜遅くまで酒飲んで女と遊んでたって、止めまくってクリーンシートで勝てばなんも文句言われないんです。少なくともこっちの世界はそうでしたね。おれは怖くてそんなことできなかったけど。

ピッチ上は驚くほどに平等です。バックグラウンドとか給料とか家庭とか関係ない。だからこそみんなにチャンスある。

来シーズンのことはまだなんにも決まっていません。明日グラウンドに来いと言われても100%で行けるように、準備の日々です。運とタイミングの世界だから。そんなもん。

1シーズン”サッカー選手”として生活した中で気づいたオーストラリアサッカーの魅力

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インターネットの普及とともに、いつでもどこでも誰でもまさに1クリックで世界中の情報が得れるこの時代、たくさんの海外サッカーの情報があふれている。

サッカーの情報のみならず、ネットに転がっているすべての情報には発信した人のバイアスが利いていたり、中には故意に人をだますために作られたものも存在するため、今や見る側にも情報リテラシーが問われるようになった。

例えば「裏海外組の…」みたいな表現をよく目にするが、見るたびになんだこれと思う。海外でプレーすることに裏も表もない。人生かける勝負に裏も表もクソもないのだ。

そんな中で、海外でサッカー選手として生活する自分が経験してきたことのリアルを飾らず発信することが、自分が持っている価値だと思っている。

そんな僕が感じた、海外でサッカーをする魅力とは何か。

ぼくが感じた最大の魅力はサッカーを通した成長だ。

人間は変化を嫌う。

でも何かにおいて成果を求めるなら、成長しなくてはいけない。成長するためには、変化を受け入れ、適応することだと思う。その変化が大きければ大きいほど困難を伴うけど、適応した時に大きな成長が得られるはずだ。

海外でサッカーをすれば、言葉も通じない、異なる文化、考え方の違い…

おおきな変化の中で脳に毎日のようにストレスがかかり、少しずつ適応する。

そこで得られた成長ってサッカー選手としての価値や経験はもちろんそうだけど、

(サッカー-自分)の計算をしたときに、より大きな解を導けるはずだ。

どうせサッカー選手じゃなくなったその日からサッカースキルが持つ価値は自分からなくなる。

一方で

サッカーの生活の中で培った語学は?1シーズンで得たローカルをはじめ、世界中からきた仲間は?コネクションは?

家族友達頼れる人もいない異国で生きた経験は?メンタリティは?

間違いなく大金はたいてでもオーストラリアや海外にサッカーをしに来る価値はある。


オーストラリアしか経験してないから他国のことはわからないが、少なくともここでは毎日の練習でさえビザ枠としての違いを出すことを求められ、結果を問われ、1プレー1プレーに生活がかかっている。

そんななかでのサッカーは、日本でやってきたサッカーとは全く違う側面を持っていた。

逆にサッカーのスキルにおける魅力はさほど多くないと思っている。

例えば日本のサッカーと比べてオーストラリアのサッカーが優れているものは、フィジカルくらいだろう。日本人のほうが全然うまいし、判断、ゲームスピードも速い。

だから、純粋にサッカーがうまくなりたい‼とおもってオーストラリアくるなら、ビザ枠のない日本かレベル高いヨーロッパでやったほうがいい。


そんなこんなで

僕の職業としてのサッカーFirst seasonは終わりました。

言葉もわからない、本当に0の状態だったJapanese boyを拾ってくれたMalvern city FC

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よりレベルの高いNPL1リーグ、professionalな意識とチームメイトとともにプレー機会をあたえてくれたKingston city FC、

無題

そして一つ屋根の下に住み、生活、サッカー、英語、メンタルすべてにおいてゲルマン魂と冷静な頭脳で僕に接してくれた、オーストラリアの兄貴ことArnold Suew,Nino Lacagnina, spanishサッカーおじさん(FIFAプロコーチングライセンス)Oscar Farto Ramirezにspecial thanksを送ります。


今は学校に通い英語のさらなる上達はもちろん、パートタイムジョブ、そしてcity内やvictria st 付近をチャリンコ飛ばしメシを届ける仕事Uber eats(笑)をして資金調達の日々です。cardio activation。

来季のことはまだ何にも決まってないけど、準備の積み重ね。より高い場所を目指して、成長します‼








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