火の写真

「情熱」というエネルギー源が今日の自分を動かす

情熱

情熱(じょうねつ)は、激しく高まった気持ち。感情が熱している(熱されている)心理状態。北村透谷によるpassionの和訳とされる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

最近、心に大きな情熱を灯している人に会った。その人は本気でこの環境を変えたくてなんとかしたくて行動をしている。わたしも「変えたい」「成し遂げたい」という情熱は持っているつもりだったが、その人と会って話してみるとわたしの情熱がちっぽけなものだと思えるほどに彼女はとても熱かったのだ。

情熱だけではやっていけないような、才能が、頭脳が、知識が、経験が、技術が、カリスマ性が、勝ってしまうようなこの世の中で彼女は情熱が一番大事だと説いたのだ。

「技術より情熱」

彼女はそう言った。情熱があれば技術なんていくらでも後から追ってくる。頭脳と知識なんて後から身についてくる。経験なんて何度も躓いては積み重なってくる。情熱溢れる人に、人は集まるのだ。

なんて当たり前な、だけど確かに忘れかけていたことを彼女は私に教えてくれたのだ。壁にぶつかっても、地べたを這いずっても、泥にまみれてもなお、「成し遂げたい」という思いがいつだって人と世を変えてきたのではないだろうか。

情熱だけでは飯は食えないかもしれないし、情熱だけでは今日を生きることもできないかもしれない。だけど、情熱を持って挑みたくなるようなモノに出会えたら、それもまたひとつの幸せなのではないか。情熱というエネルギー源が今日の自分を動かすのだ。

情熱溢れて挑戦したくなるようなモノに出会えた彼女はとても生き生きとしている。その生き方にわたしも見習いたい、と思った日。

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