140字だけで想いは伝えられるか?

Twitterをはじめたのは今から約9年前、中学3年生の頃だったと思う。当時はまだガラゲーがメインであり、わたしはモバゲーやグリー、mixiなど様々なSNSを使いこなしていた。主に使用していたのはモバゲーだった。ガラゲーだからこそモバゲーは使いやすかったし、その時は殺人事件が起きてしまうほどに普及していた。

Twitterが日本にやってきたのもたしかその頃で、わたしは中学3年生の頃からアカウント登録はしていたが、全く使ってはいなかった。なぜならアバターやコミュニティ、ゲームまでもあるモバゲーと比べて、自分の言葉を発信するだけのTwitterは面白くない、と思ってしまったからである。

しかし、スマートフォンの普及に伴い爆発的に広まったTwitter。やっぱり人はシンプルな、楽な方へ落ち着いてしまうのか。わたしも高校2年生の頃、スマートフォンに乗り換えと同時にTwitterを再登録し始めた。なぜ再登録したかというと単なるパスワード忘れである。

あれから数年、140字制限のTwitterが当たり前になりつつある生活にわたしが少し前までハマっていたのは140字ぴったりの物語を考えることだった。いくつかはまだTwitterに残っているので今度noteにも載せてみたいと思う。noteのつぶやきもまたこれが140字制限であるのでちょうどいいと思う。これはTwitterを意識しているのかな。

それはそうと、なぜ140字なのか。ブログを書くには圧倒的に不足するが、「いまおきた」「おつかれじぶん」といった他愛のない挨拶を書くには十分すぎる文字数である。すごく不思議になったのでたった今調べてみた。

Twitterでツイートできる文字数上限が140文字である理由は、SMS(ショートメッセージサービス )の文字数制限が160文字であることに由来する。TwitterはSMSの文字数制限160文字を参考にし、140文字をメッセージ/つぶやき用として使用し残り20文字をユーザー名の表示にあてている。SMSの文字数制限が160文字であるのにも理由がある。テキスト・メッセージのの生みの親であるFriedhelm Hillebrandが、160文字はまとまった意味を伝えるのに最適な文字数であることを発見し、SMS規格委員会が調査したところ葉書に書かれる文字数は150文字以下がほとんどであることが分かった。ここからSNSでは160文字という文字数制限を採用したそうな。

種探(タネタン)という一瞬「えっいやらしくない‥‥?」と思ってしまいそうなサイトからこのような内容を見つけた。このような理由から140字になっているらしい。まあ、諸説ありということで。

ここまで淡々と140字140字と言ってきたが要はTwitterを数年も長くやってきたが、たまに書きたい!と思ってがむしゃらに書くと140字オーバーしてしまうことも、たまに、ある。最近のTwitterアプリだと140字近くなる度にバイブレーションを鳴らして知らせてくるのだ。これがまたウザいのだ。今どれぐらい書いてるのか自分が一番分かってるわ!!!と投げつけたくなることもある。分かってくれる人いる?

あとわたしの友人の何人かが最近ブログを始めている。これがまた楽しそうである。文章が踊っているのだ。楽しそう。うらやましい。わたしも思ったことそのままだらだらと書きたい。

といった理由からこのnoteをはじめたのだ。なぜnoteなのかは単にブログ開設がはちゃめちゃどちゃめんどくさかったから。あとTwitterとの連携もスムーズそうだったから。

140字だけで自分の想いを全て文章にすることが、もしできるのなら、noteやブログなどといった類は淘汰しているし、ラジオもかなり短くなるし、ニュースは見やすいし、もしかしたら小説そのものが無くなってしまうのかもしれない。でも、わたしも不器用だから140字に自分の想いをまとめることはできない。そういった中身があるようで全くない理由から始めたnoteですが、140字にまとめきれないほどの文章をだらだらと書きたくなった時に書こうと思う。

ひとまず最初のご挨拶はこれで締めたいと思う。いつまで続くかわからないが文章を書きたいという意欲と時間と体力と命がある限り続けたいと思う。

それでは今日もお疲れ様です。おやすみなさい。


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