動画サイトを作るのに必要なものをまとめてみる
備忘録的に動画サイトを作るのに何が必要なのかをまとめてみました。
通常、動画サイトを作る際には二つの問題があります。
1.サーバー代(一説には数億円かかると言われる)
2.動画を投稿してくれるユーザーの数
3.著作権の問題
その上でまず一つ目のサーバー代について述べます。
このサーバー代の問題はどうにかなる可能性が高い、ということが分かりました。
方法は4つあり、どれも従来の方法と比べて大きな欠点があるものの、可能性はある方法です。
·解像度を徹底的に下げてaiで補正
·p2pを応用(そういうサイトがあります)
·youtube等に寄生(昔のニコニコがやってました)
·ゲームのリアリタイムムービー技術を応用
1つ目はDiscordは実験的にやり始めましたが、この方法だと所謂ハイエンドのゲーミングPCじゃないと動画が見れないという欠点があります。
2つ目のp2pというのはかのSNSのマストドンで使われている技術であり、PeerTubeという動画サイトに使われています。ですが、ネット回線に負担がかかるうえ、致命的なセキュリティの問題を抱えています。
3つ目はニコニコ動画が黎明期にやってましたが、昔はともかく今の時代には論外です。単なる寄生先の嫌がらせにしかならないので実際には使えないでしょう。
4つ目のゲームのリアリタイムムービー技術を応用する方法は前に解説しました。
この方法では作れる動画の種類が決まってしまい、更に動画制作ソフトも専用のものになるのが欠点です。
とまぁ、4種類とも欠点があるのですが、欠点に目をつぶって行えば恐らくサーバー代はなんとかなるはずです。(3つ目は論外ですが)。
二つ目の問題は動画を投稿してくれるユーザーの確保です。おそらく今だとサーバー代よりこれが問題になります。
小説サイトであるSatoruyaの運営で分かったのですが、まず良質なサイト(Satoruyaが良質なのかどうかは一旦置いといて)を用意しても大量のコンテンツがなければ人は来ないことが分かりました。
そうなると「如何にして動画をアップロードしてくれる人を用意するか?」
となります。動画制作専用のスタッフと言い換えても問題ないでしょう。
円谷プロがTSUBURAYA IMAGINATIONという動画サイトを始めて成功しているのは有名な話ですが、これの成功要因は元々円谷プロがウルトラマンを始めとする動画コンテンツを大量に保有していたからとも言えます。
なので、動画サイトを作る際には大量の動画コンテンツが必要となります。
三つ目は著作権侵害の問題です。
無論著作権を侵害する動画を投稿する人間が後を絶たず対処が必要だから、というのもありますがそれ以上に著作権侵害じゃない動画は面白くない、という問題があります。(これは私の主観ですが)
ニコニコ動画が衰退した原因の一つとしてMAD動画が衰退したからと言えますが、その衰退した原因は著作権問題を結局最後まで対処できなかったからです。
とすれば、著作権を侵害してないにも関わらず、二次創作のmad動画のような面白い動画を投稿できる環境が必要となります。
これら三つの問題を解決できた時、成功する動画サイトは運営可能ということになると思います。
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