次世代Nintendo Switchでタッチペンがつく可能性を考察する

次世代Nintendo Switchでタッチペンがつく可能性を考察します。
結論としてコスト的にかなり微妙な線です。

1.まず、今のタッチパネルの方式ではタッチペンは安く作れない

まずは皆さん、DSか3DSかWii Uのタッチペンを使ったことがあるでしょうか?「明らかにプラスチックの塊なのに妙に細かく書けるな」と感じませんでしたか?

これはタッチパネルに秘密があります。DSと3DSとWii Uのタッチパネルは感圧式と言いまして、圧力により感知する物なのです。これにより細かい動きを感知できます。しかし、感知できるのが一点(つまり今のスマホのようなジェスチャー操作ができない)のが弱点です。

「あれ?じゃあスマホとスイッチのタッチパネルは?」と疑問に持たれると思います。あれは静電式と言いまして指の静電気に反応してタッチ機能を実現しています。なので、プラスチックの塊をただ押し付けても反応しませんし、細かい動きも感知できません。代わりに感知できるのが複数(つまり今のスマホのようなジェスチャー操作ができる)のが長所です。

アップルがApple Pencilをやたら高い値段で売っているのはこういう事情があるわけです。

2.しかし、今は静電式タッチパネルのタッチペンが安い

ですが、今は技術的に成熟してきたのかApple Pencilより低機能だが、安くて静電式のタッチパネルに使えるタッチペンが大量に出てきています。

なので、コスト的に採用は十分あり得ます。

ただ、今は生成AIの登場により絵を描くこと自体の楽しみが少しづつ無くなってきているので時代的に合うかどうかの問題があります。

もしかしたらタッチペンを使うゲームはWiiUのピクミン3やニンテンドーDSのゼルダの伝説 夢幻の砂時計のような字や絵を主題としないゲームが主流になるかもしれません。

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