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10分間のボランテイアをするという事

今日も良い1日だね。

こんにちは。
さとるだよ。


起業する前は20年以上、輸入車ディーラーの整備部門に勤めてたんだ。


東京、大阪、沖縄と会社は変わったけど、好きな仕事だったので現在でも良い思い出。


やっぱりクルマ好きは変わらないので、今でもクルマには興味をもち続けている。


好きな仕事に長い間関われたのは本当に幸せな事だった。たくさんの事を学んだよ。


その中でも、キャリアの最後になった沖縄のディーラーの社長には本当に学ぶ事が多かった。


その社長が常日頃から言っていた事を昨日 思い出した。それは


「お客様のために10分間だけボランティアをしろ」というもの。


これだけじゃ意味分からないよね?


例えば、法定12か月点検でクルマを預かったとするよ。点検も修理も終わった。洗車して 引き渡し・・という普通で終わるな!という事。


お客様からお金がもらえないけれど、例えばバンバーをこすって少し色がハゲたところがあればタッチアップしてあげる。


ダッシュボードが汚れていたら拭いてあげる。ドアエッジモールが外れかけていたら両面テープでつけてあげる・・・


こんな感じでお客様からお金はとれないけれど お客様が喜ぶ事をする事が10分間ボランティアという訳。


こんなのあたりまえじゃ?と思うかもしれないけどさ、昔はこれくらいあたりまえだったけど、トヨタを始めとする国産メーカーの分単位での時間管理の影響で今はこんなサービスする時間なんて無い。


特に輸入車に乗っているお客様は、社会的に立場の高い人だったり、こだわりのある人ばかりだからこのような細やかな仕事は喜ばれたよ。


当時の私は、国産ディーラーみたいにムダな仕事はしたくない気持ちが大きかったので心のどこかで「ムダな時間」と思っていたよ。


でも今、考えたらとても大切な事を教えてもらったなぁと思う。もう習慣のように10分ボランティアをやっていたので身に染みている。


それが今の仕事にも活きている。10分ボランティアはお客様の喜ぶ顔を思い浮かべる最高のチャンスさ。


他にも、自分の歩いている先におちているゴミも社長は必ず拾っていた。それも今の私の習慣になっている。


良い経営者は良い習慣をもっている。辞めてから気づいた事だよ。今度お礼を言わなきゃだね。


最後まで読んでくれてありがとう。
また明日♪



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