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コラム「ガイドビジネス未来予想2019」

今回はコロナパンデミック前に書いたレポートです
この記事を読むことで未来のガイドビジネスの
ヒントが得られることを願い公開します


コラム 「ガイドビジネス未来予想と対応策2019」


(警告)
今回紹介するレポートはあくまで長内個人の意見で
あり正確なデータや根拠を元に発表するものでは
ありません。
よって間違いや誤りもあると思われます
あなたご自身がしっかりと情報を精査し、またご
自身の体験や分析を照らしあわせて対応する必要が
ございます

そうすることであなたのガイドビジネスに大きな
変革をもたらすことが可能となり、新たなビジネス
アイディアが生まれることになると思います
そのことをご理解いただきお読みくださいませ

「あなただけが生き残るサービスを目指して
 ください」

今回紹介する予想は特にガイドビジネスや観光業と
関連しそうなものを選んでいます

社会動向の動向としては他にもたくさんあると思い
ますが、それは省略いたします



<一般的な社会動向の未来予想2019>
1少子高齢化・超高齢化社会世界で例のない高齢化
 社会となる
 「とにかくお年寄りの社会」

2大幅な人口減少が加速
 国内では毎年約44万人ずつ人口が減っていく
 (現在の44万都市の例 尼崎市・長崎市・藤沢市
・豊田市・柏市など)
 「急激なマーケットの縮小」 
(全てにおいてビジネスが縮小していく)

3上記の理由で急激な労働力不足となる
 働き手がいない(外国人の移民が現実化される)
 世界的に経験したことのない労働力不足状況に
 陥る

 (仕事はあるが人がいない)

4消費税10%や他社会保険等の高額負担
 医療福祉費が減らされる(政府にもお金がない)
 「余暇活動(レジャー費)に費やす金額の減少」
 (国家も借金だらけ)


5さらなる格差社会
 中間層がいなくなり、お金持ちか貧乏人にはっきり
 分かれる
 (富裕層かアンダークラスのどちらかに属される)
 「サービス内容がはっきりと分かれる」

6温暖化傾向に伴う異常気象・自然災害の増加
 異常気象によるリスクが拡大、ガイド活動の実行
 日が縮小される
 「ガイド依頼でキャンセルが増大する」
 「自然災害で立ち入れない場所が多くなる」

7大幅なAI(人口知能)やロボットの導入社会
 ますます無人化やロボット化のサービスが拡大
 「人間がいらなくなる」
 すでに自動運転は当たり前、
 コンビニの無人化や銀行窓口業務の縮小が相次ぐ

上記の理由により特に地方では人口減少が加速され
その結果仕事がなくなります
(田舎に住めなくなる)
どんなに頑張っても都市部一極集中型社会となる
 「このような予想ができます」

 このような予想からガイド業界はどのように
なってしまうのか?



<ガイドビジネス未来予想2019 >

●ツアー申し込み者・参加者(マーケット)の大幅
 な縮小
 (理由)
・人口減少に伴う登山・ハイキング人口の減少
・参加者の高齢化(体力低下・医療不安)に伴う
 登山ハイキング人口の減少
・労働者の賃金が向上せず、支出が拡大
 そのためレジャー費の予算(消費)が少なくなる


●ガイド活動のリスク増
(理由)
・高齢化により参加者は高齢者ばかり
(体力や判断力、健康に不安がある方が多くなる)
  例、脳死卒中、心筋梗塞 (予防ができない)
・異常気象で危険リスクが増える
 (台風や大雨、大雪などで危険な日が増える)
 「どこへ連れて行ってもリスクが増大する」

●自然景勝地は外国人だらけになる
(理由)
・さらなる訪日外国人の増加
・移民(外国人労働者の受け入れ)
 人気エリアは混雑し、オーバーツーリズムとなる
 マナーや治安の悪化、環境の破壊


●参加者の大半は都心在住の富裕層だけとなる
(理由)
・中間層の減少
・生活費・支出費の増額
「登山は経済的に余裕がある方だけの遊びとなる」
「経済的に余裕がない人は山へ行けない」

●AIやインターネットの発展によりガイドが必要
 なくなる
・情報を大量に無料で入手出来る
(情報や知識がネットからいくらでも吸収できる)
・安全管理としてドローンを含むロボット化が促進
 される


結論的に
 お客は少なくなり、ガイド業ではリスクが高く
 なり仕事がしづらくなる
 AIやロボットがガイドの代わりにガイディング
 することで
「ガイドを雇う必要がなくなる」
「これまでと同じやり方では展開できない」
(仕事がなくなる)

<具体的な傾向>
・ツアー会社は集客が困難となる
 (お客が集めれない)
・ガイド自身が高齢化となる
 (高齢者を高齢者が案内する)
・そもそも国内ではガイドはたくさんいるので
 労働力不足とはならない
 (すでに飽和状態である)
・現実的にはロボットがガイドの代わりをすること
 はかなり困難である
 (細かいサービスやレスキューで問題がある)
・地方には人が住んでいない(若者がいない)
 (仕事や商店がなくなり生活できなくなる)
 山小屋や旅館等も急激に廃業が増える
 農家においても人材がいなく廃業していく

<解決策として>
 解決策としては次の3つの方法を選ぶしか
 ありません
 A 激しい競争に参加し、生き延びる
(利益は少ないが我慢して歯をくいしばり営業する)
 B スキルアップや新たなサービスを取り入れ
  サービス内容をイノベーションする
 (教育や育成を含めて技術革新し勝負する)
 C 新たな事業を追加する
  (新規事業に挑戦する)


  「あなたはどれを選択しますか?」

  「ちなみに私はCとなります。」


それでは、このような厳しい現実的な予想の中で
上記のAからCに共通するガイドビジネスを展開
していくには

・どのように変えていかなくてはいけないのか?
・どのような事が効果的であるのか?
・そのために必要な事は何なのか?


「今回はこれを詳しく検討してみたいと思います」
 (購読者に感謝を込めて記載します)


<どのように変えていかなくてはいけないのか?>

◼顧客を高齢者に絞る
◼顧客を富裕層に絞る
◼ガイド活動エリアを低リスクな場所を多くする
◼訪日外国人を多く案内する
◼都市部在住者に合わせたビジネスモデルにする
 この5つです

「現実的には今すぐ変えることはかなり厳しいと
 思われるので
 少しずつシフトしていく事が必要となる」

<どのような事が効果的であるのか?>
◼顧客を高齢者に絞る
・高齢者のニーズに合わせる
 「高齢者が望むことは何か?」を考えてみる
◻健康 (健康でありたいと願う)
◻長生き (できる限り長生きしたいと願う)
◻趣味 (趣味で楽しく過ごしたい)
◻趣味を見つけたい 
(新たな生きがいを創出したい)
◻交流 (気の合う仲間と過ごしたい)
◻健康予防的活動 
(病気の予防となる活動をしたい)
◻美味しい食事
◻男性よりも長生きである女性が喜ぶメニュー
 を用意する


◼顧客を富裕層に絞る
「富裕層が望むことは何か?」を考えてみる
◻高品質なサービス 
(クオリティが高い情報やサービス)
◻高い満足度 (より高い満足感の提供)
◻利便性 (より便利な対応やサービス)
◻高付加価値 (付加価値のある情報やサービス)
◻オンリーワンへの対応
(細かいサービスやニーズへの対応)
◻ステイタスの加算 
(付随した価値やブランド力の加算)
◻健康的なサービス 
(健康増進を意識したサービス)
◻美味しい食事 
(高額で価値ある食事の情報提供)
◻体験
(自己変革や教育的な価値のある体験や情報提供)


◼ガイド活動エリアを低リスクな場所を多くする
「リスクが低い場所はどこか?」を考えてみる
◻低山 (山岳エリアよりは低い山)
◻危険度が少ないルート 
(歩きやすい登山道・整備されている登山道)
◻体力 (体力的に楽なルート)
◻通信 (携帯が使用可能な場所)
◻レスキュー (救助者のあアクセスが良い場所)
◻搬送 
(できるだけ短時間で病院へ搬送できるシステム)
◻気象 (気象が安定している場所や時期)
◻自然災害 (自然災害のリスクが低い場所)
◻テロ (テロリスクが低い場所)
◻距離(自宅へできるだけ早く帰れる場所)

◼訪日外国人を多く案内する
「ズバリ、訪日外国人を案内できるようにする」
◻異文化を理解する 
(コミュニケーション能力を向上する)
◻ニーズを見抜く (何に興味があるのか)
◻他言語に対応する(ポケトークを購入する)
◻訪日外国人向けの広報 (情報配信)
◻顧客に合わせた対応 (ハラルなど)
◻付加価値のあるサービス(顧客が喜ぶサービス)
◻詳しい知識 (日本文化の紹介)
◻情報提供(オススメレストランやオススメ施設)
◻オリジナルな体験 (もの作りなどの体験)
◻SNS対応(SNSを意識したサービス)


◼都市部在住者に合わせたビジネスモデルにする
「ズバリ、都市部在住者をターゲットにする」
◻ライフスタイル 
(ライフスタイルに合わせたサービスや体験)
◻ニーズを見抜く (何に興味があるのか)
◻利便性 (できるだけ便利にする)
◻交通アクセス 
(できるだけアクセスを良くする努力をする)
◻顧客に合わせた対応 
(セラピーやウェルビーイングなど)
◻付加価値のあるサービス(顧客が喜ぶサービス)
◻詳しい知識の伝達 
(ネットに記載されていない情報など)
◻情報提供(オススメレストランやオススメ施設)
◻オリジナルな体験 (もの作りなどの体験)
◻SNS対応(SNSを意識したサービス)

<そのために必要な事は何なのか?>
◎高齢者に合わせた登山技術の伝達や指導
◎高齢者に合わせたレスキュー技術
◎高齢者に合わせたペース配分やアドバイス
◎高齢者に合わせたサービスメニューの提供
◎高齢者に合わせたコンテンツの情報提供
◎高齢者に合わせたコミュニケーション
 以下、訪日外国人や都市部在住者も同じ


〜〜今後のガイドビジネス成長のキーワード〜〜
・・女性の高齢者・・
・・都市部在住の富裕層・・
・・健康・長生きの役立つメニュー・・
・・趣味やコミュニティを形成したくなる・・
・・日帰りの低山・・
・・お散歩・ウォーキング・・
・・訪日外国人(アジア人)・・
・・SNS・・
・・インターネット・・
・・スマホ・・
・・情報提供・・
・・高品質・・
・・高付加価値(ステイタス)・・
・・便利なサービス・・
・・内容に合わせた高価格設定・・
・・良好なコミュニケーション・・


要するに「スターバックス」の戦略なのです

(ここからはおまけ)

★私が考える未来に対応したビジネスアイディア★
(資本が少なくて済むもの)

・都心日帰り登山ツアーのシリーズ化の企画運営
・ウォーキング(お散歩含む)ツアーのシリーズ化
 の企画運営
・登山やハイキングプラス健康増進となる体験や
 アドバイス
・顧客へ対してのウォーキング指導
・健康予防的な自然体験ツアー
・登山やハイキングに役立つアプリ開発
・登山やハイキングに特化した情報
 プラットフォーム
・仲間作りができるコミュニティ
・知識欲(学習欲)を満たすイベント
・楽しい食事会やパーティ(オフ会)
・スマホで可能な情報配信サービス
・医師や医療機関と連携したツアーサービス
・看護師同行ツアー


さらに発展すると
・登山バーチャル体験(VR)
・歩行サポート器具のヘルプや指導
・健康アドバイスやセミナーの開催
・歩行におけるヘルプ
(例えば都心で散歩時のショートロープ術)
・認知症の方へのお散歩時の警備やヘルプ
・ワンちゃんのお散歩代行
 (飼い主が歩けなくなった場合の代行)

もうすぐこのような未来となります
すでにこのような状況に対応している企業が
たくさんあります

首都圏の休日の早朝では、日帰り登山者が電車中に
「ウジョウジョ」います
都心の公園では毎朝、ラジオ体操に参加する人が
たくさん集まりみんなで体操しています
 

都心のタワーマンションエリア
(ベイエリア、武蔵小杉、銀座、あたり)
ではすでにこのような需要がたくさんあります

我々はガイドという視点やノウハウを生かした
ビジネスアイディアを盛り込むことが重要となります


2019年作成
「今から準備をしておきましょう!」

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