Is this discrimination ? ~海外滞在時経験した理不尽な対応について~
今回はオーストラリア留学中に体験した理不尽な体験について記載したいと思います。
海外のアルコール提供事情について
まず前提として、日本以外のほとんどの国ではアルコールを提供するような飲食店やBarでは必ずといって良いほど、入り口にセキュリティがいます。
(ちなみに飲食店のみならずスーパーやデパートやコンビニにもセキュリティを置いている地域もあります)
入店する際には、身分証明や服装のチェック、ときに持ち物チェックをしないと入れません。
また、私が滞在していたオーストラリアの多くのお店では12時くらいで店終いしてしまいます。
アルコールの提供するお店に関しては、日本の感覚とは大きく違い、厳しさを感じます。
私が体験した理不尽な体験
オーストラリアに滞在していたある日、語学学校のスイス出身の友達数人と日本人の友達数人でBarで飲んでいました。
お店を変えて飲もうという話になり、近くのBarに移動しました。
Bar入り口にセキュリティがいた為、それぞれ身分証を提示し、スイス出身の友達たちは難なく入店出来ました。
しかし、私は入店の際に下記のような質問を受けました。
確か「How many do you drink today?」
もしくは
「How many did you dirink today?」
現在形か過去形か定かではなかったのですが、「今日はどれくらい飲むのか?(飲んだのか)」ということを問われました。
なので私は「Only one beer.」(ビール一杯だけだよ)と答えました。
すると、セキュリティに
「You are drunk.」(あなたは酔っ払っている)
と言われ、私を含む日本人の数人の入店を拒否されました。
結局、先にお店に入っていた友達に連絡して入店拒否を受けたので入れないということを伝え、違う店に移動しました。
体験を振り返って
私は友達と騒いでいた訳ではないし、セキュリティとの会話も問題なく出来ていたし、千鳥足になるほど飲んでいた訳でもありません。
(上記した通り本当にビール一杯しか飲んでいませんでした)
セキュリティからの質問が現在形であれ、過去形であれ、私を酔っ払いだと決めつけるには、無理がある話だと思います。
それに前に入店していたスイス出身の友達たちには何の質問もなく入店出来ていたことにも納得いきませんでした。
一緒にいた日本人の友達は憤慨し、「アジア人差別だ」ということを言って怒っていました。
しかしながら、冒頭に記載した通り海外の飲食店はアルコールに対して、厳しい規制があることも事実です。
私の体験の真意は分かりませんし、知る由もありません。
私は少なからずこの体験から、差別を受ける人の気持ちを垣間見ました。
理由なき拒絶は行き所のない怒りや悔しさを生み、やるせない気持ちになりました。
私は短期滞在でこのような体験をする位ですから、外国で暮らす人はもっとたくさんのこのような体験をしているんだろうと思いました。
なので、私が日本で暮らしていく中で、外国の人と接する時はそのような気持ちにさせないようにしていきたいという決意を固めました。
今回の記事は以上です。
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