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(お茶好き必見)新潟県村上市 観光レポート

こんにちは。今回は「北限の茶所」という言葉に惹かれて新潟県村上市を訪れました。リピート決定、お茶が好きな人は訪ねる価値があるということでレポートしたいと思います。
新潟市から車で1時間ほどのところにある村上市。日照時間の短さや霜ではなく雪が降り積もることで一定の温度を保つことで茶の苦みが抑えられ、煎茶であっても玉露のような旨味を感じることができるお茶を生産しています。

お茶 ①嘉門亭 (喫茶)

井戸水とおしぼり

ホーム 茶館きっかわ 嘉門亭(かもんてい) (murakamisake.com)
一人3,000円~と躊躇する価格でしたが、門構え・中に置いてある調度品・ガラス窓から見える中庭に魅了され入店。
私が煎茶、夫が番茶のコースを頂きました。それぞれ4種類の入れ方で提供され、独自のお点前、のちに紹介する村上市の工芸品の堆朱の夏目や茶たくを拝見しながら、目の前には御簾が上げられ、中庭を一望しながらお茶を頂戴しました。煎茶は玉露と同様に低温で平急須でいれていただき、昆布と同じグルタミン酸が体にしみわたり出汁好きの2歳児も前のめりで頂戴しました。番茶は2杯目に氷出しをカクテルグラスでいただき、全ての出し方が素晴らしかったです。

お茶 ②九重園 (喫茶・購入)

北限の御茶処 村上 九重園 (kokonoen.com)
様々なお茶を飲ませてきた2歳児がおかわりした「がぶのみ茶」があるお店。パッケージも素敵で、失礼ながら「雪国紅茶」は?と他社製品を尋ねた際も「富士美園さんの製品でとてもおいしいですよ。そちらにも寄ってください」と本当に素敵な接客をされました。
こちらも座敷があり、そちらでお茶を頂けるそうです。購入品のレビューは後程。

お茶 ③富士美園

100年ぶりに村上産紅茶を復活され、様々なところで目にする雪国紅茶の販売元。こちらも座敷がありそちらでお茶を頂けます。

食 ①井筒屋

最後の出汁茶漬け

井筒屋の鮭料理 千年鮭きっかわ 井筒屋 (murakamisake.com)
村上市の目的の1つはこちらの鮭料理でしょう。9:00~店の前に出ている紙に名前を書く方式で予約を受け付けています。9:30ころついて11:30~30分刻みの予約の12:30の予約が取れました。12:15にお店に再来した時はすでに当日分の予約は一杯でしたので早めの予約をお勧めします。
村上市は散策するところがたくさんありますし、10:30~はお茶①でご紹介した嘉門亭で休憩すると過ごしやすいと思います。
千年もの歴史があるこちらの鮭料理、十九品と十四品とはらこの醤油漬けを注文しました。どれも美味でしたが、塩味が強かったので大人二人で分けながら次回は十九品と八品とはらこの醤油漬けでいいと思います。鮭の塩引きは普通の鮭の塩焼きと全く異なり、塩味も強いのですが鮭の風味もありふわっとしていてごはんとの相性は最高です。もちろん新潟なので米も米だけでいただけるほどおいしい。

食 ②葡萄羹 深山の雫

深山のしずく(葡萄羹)|鮭の町村上で創業200年の老舗 越後村上うおや (uoya.co.jp)
茶①の嘉門亭でお茶請けとしていただきましたが、夏らしく涼しげなお菓子でしたので購入しました。冷やしていただくとさらにおいしいそうです。

工芸 村上木彫堆朱

鎌倉彫にも似ている村上木彫堆朱は、力強い。上記で紹介したお茶屋さんすべてで堆朱の茶たくにガラスの器で、それがとても美しく、茶の緑ともマッチし欲しくなり購入。

歩いて散策できる範囲にお茶があり、おいしいご飯があり、お菓子があり、さらに町全体に風情があり、且つ工芸品もあるとても魅力的な街でした。
また伺います。


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