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【植物観察’24-vol.8】新宿御苑 2月下旬

今回は風が強く冷える日でした。

前回に引き続き、初春の黄色の花を二つ。
また、母と子の森で落葉樹の中で気になった樹形の樹木が何かを推理して楽しみました。分かった時のアハ体験は何物にも代え難いものです。

また、本格的な桜の季節に入り、数種類のほぼ満開の桜を見ることができました。どこか儚げで華やかで人を集める理由が分かります。


樹木推理

小さいカワイイ冬芽をつけているこの木はなんでしょう?

幹は株立ちですね
冬芽から小さい花が!

花をみつけてやっと分かりました。
アブラチャン でした~ その前からなんとなくアブラチャンかなぁと予測していたので、お花を見つけたときはうれしかったです。また初春に見たかった黄色の花の一つです。

ハクモクレンの芽
前回に引き続きハクモクレンの素敵な樹形


ここから、また幹と枝だけ笑笑

オニグルミ
真っ直ぐ伸びた樹形
キリ
サイカチ

寒い中咲き始めた花たち

サンシュユがほぼ満開でした
ウグイスカズラ
シキミ

古来シキミは、死者を悪霊から守ると言い伝えられてきました。
シキミはアニサチンという強い毒性物質を持つ植物です。昔の墓地は土葬だったので、烏や野犬などに死体を荒らされる心配がありました。そこで有毒植物であるシキミを一緒に植えて、墓が鳥獣に荒らされるのを防いだのです。
 火葬するようになった今では、シキミを植える意味合いはなくなりましたが土葬の時の名残でシキミや仏花とされているのです。

『なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか』稲垣栄洋 さん
白梅


早い時期に咲く桜

ソメイヨシノだけじゃなく、たくさんの種類の桜があることを知ったのは東京に来てからでした。

河津さくらはもう満開を過ぎていました
オカメ桜
寒桜
かんぴ桜はもう少し
かんぴ桜2



温室

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