付加疑問文、どう使う?

今日は、付加疑問文を見ていきましょう。
付加疑問文とは、聞き手に確認や、念押ししたりするときに使う、「付け加え疑問文」です。英会話でも使える表現なので、使いこなせると便利です。
 
では、早速、例文をみながら形を見ていきましょう。
 
This pen is yours, isn't it? 「このペンあなたのやんな?」
Yes, it is. / No, it isn’t.「はい、そうです。」「いいえ、違います。」
 
You are 20 years old, aren't you? 「20歳ですよね?」
Yes, I am. / No, I'm not. 「はい、そうです。」「いいえ、違います。」
 

付加疑問文

は、メインとなる文の後ろに<be動詞/助動詞+代名詞>の形を付けることで作ります。肯定文の場合は、否定の形+代名詞をつけます。
 
This pen is yours, isn't it?
You are 20 years old, aren't you? のように
be動詞の肯定文の場合(is, are, am)の否定の形をもってきます。
 
返事は、合っているならYes 違うならNoと答えます。
This pen is yours, isn't it? そうならyes, it is. 違うならNo, it isn’t.
You are 20 years old, aren't you?  そうならyes, I am. 違うならNo, I’m not.
 
では、どんどんと例文を見てみましょう。。。

一般動詞の場合

(do, does, did) 助動詞 do/does を使って付加疑問文を作ります。
You like pizza, don’t you?「ピザ好きやんな?」
You graguated from Tokyo university, didn't you?「東大卒やんな?」
 
can や will などの助動詞の場合
You can eat natto, can't you?「納豆食べれるよね?」
You will come to a party, won't you?「パーティ来るやんな?」
また、完了形で使う have についても同様です。
You've already eaten lunch, haven't you?「もうお昼食べたよね?」

付加疑問文のイントネーション

で、雰囲気がガラッとかわります。
 
上げ調子で言うか下げ調子で言うかによってニュアンスが変わります。
上げ調子(↑)の場合には、「自分の言っていること合ってるよね?」と相手に質問として問いかけたり確認したりするニュアンスになります。今まで見てきた例文がそのたぐいです。
 
逆に下げ調子(↓)の場合には、「もう分かっていることだと思うけど、そういうことだよね?」と一応聞いて同意を求めたり念押ししたりするといったニュアンスが出ます。
お母さんが怒り口調で念押しするような場合や、少し圧がある確認のイメージです。
You punched your brother first, didn’t you? 「あんたが先に殴ったんやろ」
You ate my chocolate, didn’t you? 「私のチョコ食べたやろ」
こういう場面では、日本語でも、下がり調子で言いますよねw
 

「~じゃないよね?」の、否定の付加疑問文

をみていきましょう。
否定文の場合はメインの文の後に、【be動詞/助動詞+代名詞】逆になる肯定の形を持ってきます。
 
You didn't graduated from Harvard University, did you?「ハーバード卒じゃないやんな?」
Yes, I did.「ハーバード卒です。」No, I didn’t. 「ハーバード卒じゃないです。」
You haven't eaten your lunch yet, have you?「まだお昼食べてへんねんやんな?」
Yes, I have. 「はい(いいえ)、食べました」 No, I haven't.「いいえ(はい)、まだです。」

注意!!
日本語のように、「はい、違います。」とは言えないので注意しましょう。 

最後に、受験勉強向けに命令文の付加疑問文と、Let's で始まる付加疑問文を見てみましょう。

命令文の場合

「 will you? 」をつけます。受験英語はこれでOK!
・Open the window, will you? (窓を開けてくれますか)
 
他にもcan you?やwould you?をつけることも出来ます。また、行為が実現するかどうかが不確定である命令文は、肯定とも否定ともとらえず、won’t you? や can’t you などを付けることもできます。
Open the window, can you? 「窓を開けてもらえますか?」
 
否定文になるとwill youしか使えないので注意が必要です。
Don't open the window, will you?

相手を誘う「Let’s~」で始まる文

は、「〜, shall we?」を使います。
・Let’s go to the beach, shall we? (海に行きましょうか)
 
この語尾のshall we?はイギリス人講師がむちゃくちゃ使ってますw
アメリカ人講師が言ってるのは聞かないので、とても英国な感じがします。

 まとめ

メインの文の後ろに<be動詞/助動詞+代名詞>
肯定文の場合は、否定の形+代名詞
否定文の場合は、肯定の形+代名詞
命令文は, ~, will you?
Let's は〜, shall we?

All right,
Let’s go grab some coffee, shall we?
 
 
 

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