愚痴

どうなんだよ
答えろよ、と空虚な空に叫んだ
あの日を境に死んだんだと思う
自分が、いなくなったこの苦しみが
たぶん誰にもわかってそして誰にもわかれやしない

分かち合いたいとか言ってたっけ
求め合うなんて言ってたっけ
静かに憎しみしかもてない

そうだお前の言う通りだ
人間が嫌いで仕方ないんだ。

そんなぶっきらぼうな絶望しか答えを出せない

小さいな、なんて見下ろして
屑箱に捨てられていくきもち

お前になにがわかる、お前になにが言える、
なにもわからいくせに
なにも言えないはずのくせに

この世界は人と人が居る、
だから人は人になにかを思う、
勝手におもっとけばいいのにツバを吐く、
上に立って偉そうにみおろして、
馬鹿にしてくだらない優越感に浸る、

競争してる

死ぬまで競争してる

勝って負けて勝って負ける

仲良くなんて一生できない
全員敵だ!お前もお前もお前もだ!

好きなんて嘘だ、大嫌いだ

だから逃避した
だから生きることに参加ができずにいる

だから息をしているだけ

それでもいいのかと問う
それでいいのかと
もっとなにかがあるのではないかと
なにかがあるのではないかと。

私がもしも透明になったら
なんて考える
透明になったらようやく分かち合えるのではないか...
そんな夢想をする

馬鹿げてる

吐き捨てる
死んでもお前らなんかと手をつなぐもんか
辛くあたれば馬鹿にする
優しくすればつけあがる
暴れりゃ抑えられ
目立てば叩かれる

すべては宇宙だ、宇宙だ、宇宙にあるのだ

愛が、死んでるんだ。

死んでるんだ。

死んだ。

愛は、死んだ。

だからだ、だからなのだ、だから私というものは、水を飲み干し、物を食べ、息をして、そうやって時間をつぶして死んだまま肉体を殺している。

殺して潰して、毒を使う。

無益な逃避に迷い込んで、なにもかも美しいなどと言っている。足下には死んでいる自分が居るのに気づかず、歩みをとめて、帰る場所などないくせに帰りたいとぬかす。

どうしても、なにもないなら
作り出せるなんて信じてる。

私はどこにあるのかわからないまま、滅んでいく。

これでいいのか、これでいいのかと問う。
これではだめだ、いけないと答える。
どうやって這い上がればいいのか考えている。
もっと、もっと、もっと、、、

でも、それで解決なんかしない

リアルはドラマチックにはできてない
ロマンスなんてない

人は孤独に出来ている。
拠り所なんて望んだからそんなことになる。
ツケを払うか無くしたまま生きるか選ぶしかない
そういう風にしたのは転がっている自分

こういう風に生きているのは自分が決めたことでしかない、

無益なことばかり
無駄なことばかり
疎かになった生

無味無臭の愛してる

いっときの感情

感情

どうしようもなく 白くなれ