幼い頃の私のおまじないが
幾重にもかかったままの彼が生きてる
理由もなかった恋を思い出す夜

消耗する気持ちと
断絶する意識
悪質なクジラに飲み込まれて
自分の羽が溶けるのを何もできずにただ見る