肉体のなかに夜を隠して
精神だけでものを考える癖が
たびたび裏目に出るから
本当のことをいうのをやめてしまった

本能だけで求め合うような関係の純度を
わたしは信じないけれど知っている
絶対に誰かが傷つかねばならない

彼が童心を埋めた場所がうるさく光るから
噛み付いた