私が何を忘れたとして
世界は何も失わない
涙の味を思い出す夜
悲しみや恐れに曇りきった目が
うつくしいわけない

最初からなにもない
手に入れてもきっと壊してしまう
あなたでも私でもなく
事実だけが私を傷つける

私でしかいられない
最後までずっと