結論からお話いただける
あたしあいにく30文字しか考えられないの
才能がモノを言うこの界隈で
評論を振りかざしたって馬鹿馬鹿しいの一言
持ってるものだけで生きられないなら黙って
抱きしめる覚悟で感じられないなら黙って
悪趣味と提案しかできないなら黙って
知ったこっちゃないわ

これまでに道徳や倫理について
関心を持ったことはないし
与えられる正解らしきルールなら
ただ大人しく飲み込んできたよ、煩いから

本当は尋常でなんかなかったんだ
わかってなかったのは私
幸福が牙を剥く、渦を巻いて襲いかかる
その笑顔を見たら魔法がほどけてしまった

嬉しそうな君を見るたびに悲しくなる理由が
ねぇ自分でもわからない
君を喜ばせるものはすべて大切なものだけど
本当は君の不安に安心したいだけ

君を喜ばせるものが私ではないことが
怒りにも似た知らない色で私を追い詰める
忘れられぬ夢のような
80デニールのタイツのような
楽園と称された庭のような
君の瞳のような漆黒

君を求める声が君を狂わせるから
行かせたくない

眠ってしまいたい、いつか
眠ってしまいたい、白いドレスで
眠ってしまいたい、あなたのそばで
眠ってしまいたい、ついに永遠を知るときが来たと
眠ってしまいたい、とけるように
眠ってしまいたい、誰かを道連れに
眠ってしまいたいの、それを守るために