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2024年9月 乙女座新月

9月乙女座新月を迎える時間
2024年9月3日(火) 10:56
※ボイドタイム:2024年9月5日(木)1:06〜2024年9月5日(木)1:12

サビアンシンボルは「ベールを外された花嫁」
 新月が起こる乙女座12度には「ベールを外された花嫁」というサビアンシンボルが充てられています。11度から引き継いだ強い意志力をさらに発揮していくことで、未だ明らかになっていないことを探求していくこと、一つのテーマを徹底的に深く追求してみること。情熱的かつ乙女座ならではの着実な第一歩を踏み出せる角度となります。ガンガンとアピールをするといったように、ただ勢い任せにするのではなく、長期的な視点を持って、焦らずに行動を起こしてみましょう。丁寧に吟味して最初の一歩を踏み出すと、また一歩、また一歩と進みやすくなり、秘められたあなたの才能は徐々に姿を見せ始めるでしょう。そのためにも、焦りから勢いで前に出るのではなく、小さくてもいいので確かな一歩を踏み出すことに意味があると教えてくれています。今のあなたは自分の目的地に着実に到着できるだけの可能性が秘められていることを星たちが告げています。

実力を存分に発揮できるように
 今回の新月には、逆行中の土星が向き合うように位置します。この土星は大切なことを明らかにして統合するという意味合いを持っています。積み重ねてきた努力を活かしたり、長期的な将来の展望を意識するよう示してくれているのです。あなたが想定しているよりもさらに遠くへと運んでくれる力を持っていると言えるでしょう。夏休みが明けて間もありませんので、慌てて頑張ろうとしなくていい。最初から完璧にできなくてもいい。ゆっくりスロースタートで始めていくことを新月から勧められているのかもしれませんね。
 衝動の火星と理想を広げる海王星がスクエアを形成することから、焦りの気持ちが先行しやすくなります。また、変に楽観的になりやすかったりもします。自分の背中には羽があって、どこまでも空を自由に飛べると無理矢理信じ込もうとしている、というような状態です。羽がないのに飛べると信じて、ものすごく高いところから飛び降りてみたり、届きそうもない場所に向かって何度もジャンプしたりしてしまうかも。もしかしたら怪我をしてしまったり、全く成果が得られない可能性も大いにあります。こういったエネルギーに飲み込まれることなく行動するためには、着実な一歩を踏み出すことを意識することが鍵となります。

自分自身を全て受け入れてみよう
新月が起こる乙女座は、現実的な目線から、具体的な解決策や調整をするのが得意なサインです。目の前のことをしっかり見て、細かく観察し、いらない部分を排除したり、すべきことを提示したり冷静な分析力がある反面、自分の実力値や理想と現実の間にある隔たりを、いつも以上に強く感じやすいのです。自分は「何者でもない」「何も持っていない」と感じてしまう人もいるでしょう。今回の新月では、その意識に抵抗せず、一旦受け入れてしまった方が良さそうです。人は完璧ではありません。いろいろな日があるし、いろいろな自分がいる、できる日もあればできない日もある。今の状態をそのまま受け入れることで、肩の荷が下りて視野も広くなるかもしれません。

 今回の新月で、「○歳になったら○○する」といった考えを改めてみようと感じました。友人の出産の話を耳にして、「結婚して○年だから出産する」とか「家を購入する」とかと言った誰が決めた常識なのかわからないものに振り回されるのは馬鹿馬鹿しいと学んだからです。出産に至るまでに色々な苦労をしたかもしれないし、独身の私には理解できない苦労もあったかもしれません。それを表面的なことで羨んだりするのは違うのかな?とはっとしました。秩序を重んじる乙女座はルールを厳守し自分の行動を決めます。「○歳だから自立する」とか「結婚をする」といったライフプランに縛られやすい性質があるように思います。不思議ですが、表面的な幸福のプランは立てるのに「幸せ」の定義が不明瞭な人って多くないですか?(自分を含め。)。
 どこの誰か知らない人達と共有しているよくわからない常識によって、いつも急かされてるように感じますし、窮屈さも感じます。それよりも、今自分がどんなことで幸せを感じるのか、何をしたいのかをもっと尊重したいと改めて感じました。私の考える「花嫁のヴェールの中身」はおそらく自分の幸せの軸をはっきりさせることなんだろうなぁと思う新月です。


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