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天地始粛(てんちはじめてさむし)


二十四節気「処暑」の次侯
粛には、鎮まるとか弱まるという意味あり
ようやく夏の気が鎮まり
秋らしい涼しさが訪れる頃

週末はムシムシとする時間もありましたが
風が気持ちいい時節となりました

秋の虫と夏の代名詞のような
セミの鳴き声が時間ごとに交差する

週末は
細胞が共鳴する
素晴らしい触れ合いがたくさんありました

遠くに行けなくても
血が騒ぎ
肌がふわっと沸き立つような
生きている感覚を
味わうことができる
それは全て
人と人とが繋がってこそ

素晴らしい音楽は往々にして
人が想いをのせて奏でます
素晴らしい自然がつくった風景も
そこまで行けるように誰かがしてくれたから
感動することができます
一緒に見ている人がいるから
分かち合える喜びを感じます
美味しいと思う料理も
誰かが汗して土から掘り起こしたり
水を与えて育てたからこそ
この喜びをいただいています

全ては繋がっているのです

それがわたしたち



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