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夏至 菖蒲華さく

晴耕雨読

憧れる言葉
文学に毎日触れたい
と思いながらも
本を手に取る夜には
数分で眠ってしまう
もっと日本の起源に近づくような
文学に触れたいと常に思いながら
数年
仕事が落ち着いてから
子育てが落ち着いてから
秋になってから

こんなことを思っているから
できるものもできなくなるのだろう

最近新聞で見かける
夏越しの祓
年に2回
神社の茅草の輪にくぐり
罪などを落とす行事があるという

昔から人は
色々な感情を抱えて生きているのだろうな

ひっそりとその感情を味わいつつ
輪をくぐって思い巡らす

情報化社会の現代は
あっという間に意図のある噂やデマが横行し
じっくりと思考を深めたりすることなく
あたかも真実のように
文字となって流れているようにおもう

神社に足をむける
輪をくぐる
謙虚に自分を受け止める

今だからこそ必要なことかもしれない

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