五感のいちばん尖ったとこを

五感のいちばん尖ったとこを
知ったひとがどれほどいるか

各人の歴史
生きた轍
時の連なり
すべてことごとくに反映して

二又でも三叉路でも
迷うとは思いよらず
他人には魔宮に見えれど
あなたにはただ一筋ひかれている
わからなくてもわかっている

「わたしは耳。
音が鳴ればからだがうれしい。
目のほうはサッパリですが」という人
それでいい それでいいの

目と耳と鼻と口と肌で社会ができます


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