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無所属新人議員日誌2024年7月号発行しました!

お待たせしました!
先月のさいたま市議会6月定例会の一般質問で取り上げた内容や、注目の浦報告・議案などをまとめて掲載した市議会活動報告の広報紙を発行しました。7/17〜南区にポスティングされます。

2024年7月号表面
2024年7月号中面

HPからダウンロードもできますので、ご利用ください。

一般質問では・・・
私は、災害時のトイレ対策は「人間の命と尊厳を守る重要な施策のひとつである」と考えているとし、まずはじめに、年始に発生した能登半島地震の避難所のトイレについての報告会(NPO法人日本トイレ研究所、日本医師会災害医療チーム JMATの皆さんのお話)も参考にさせていただきながら、さいたま市の災害時のトイレ対策について質問しました。

発災後、トイレが使えなくなると、仮設トイレなどが設置されるまでの間は、携帯トイレや簡易トイレを使うことになります。
しかし、このトイレの正しい使い方を一体どれだけの市民が知っているでしょうか?
能登半島地震の避難所では、携帯トイレの備蓄はあっても、使い方がわからず、衛生状態を維持できなかっ た初動の話がありました。
実際に私も防災士として地域活動を行っている中で、まだまだ災害時のトイレ対策が多くの市民に知れ渡っていないと感じています。

▶︎市民に災害時のトイレの課題と携帯トイレの使い方を周知徹底する べきではないか(在宅避難者向けのトイレ対策も含む)

▶︎避難所開設マニュアルに「避難所開設の際は、まずトイレの使用状況 を確認し、使用できないのであれば携帯トイレに切り替えることを優 先させる」ということを最初に明記するべきではないか

▶︎災害時に防災倉庫から携帯トイレを持ち出すのは大変困難なので、 普段からトイレの見えるところに備蓄し、防災教育に生かしていくことが必要ではないか(参考資料に続きます)

参考資料として、東京都杉並区中央大学杉並高等学校の実際のトイレの写真を資料掲示しました。
ご協力ありがとうございました!
校内の 全洋式トイレ69箇所に防災トイレセットを設置し、防災教育に生かしています。
さいたま市でもぜひ取り組んで欲しい!

また、
仮設トイレは和式ではなく 洋式トイレの標準化も要望しました。
使いづらい和式トイレよりも、慣れ親しんだ洋式トイレが良いですよね!

今回の質問内容は、市も課題の重要性を認識しており、いずれも前向きに検討するとの答弁でした。

携帯トイレの使い方については、今回の紙面で詳しくお伝えしておりますので、ぜひご覧ください。


次に、さいたま市の行政改革についても質問しました。

現在さいたま市は、約1兆2000億円の予算規模です。
数多くの事業を遂行する中で、不祥事も度々起こっており、とても残念に思うことがあります。
また、実際に事業がうまく市民に伝わっていないのではないか?と思うこともしばしばあります。
そこで、私はさいたま市の「シンカ」には「デザイン思考が必要では?」と考え、質問・提案しました。

よく勘違いされるのですが、
「デザイン」とは、綺麗とか格好いいとか、「単なる見た目をよくする 視覚的な効果」のことではありません。
課題の本質を見抜き明確にし、その課題を解決するため の仕組みであり、社会にはなくてはならないものです。

実際に、全国複数の自治体では、デザイン 部門の設置や、行政職員にデザイン・クリエイティブ人材の登用を行っており、行政においても、デザイン思考の重要性を認識し活用している自治体も増えてきています。

今回は現状のさいたま市のSNS発信で使用されている画像は本質的か?などを例に出して質問しました。
中には、「ちょっとこれはどうなの?」みたいなモノもあり、実例として資料掲示しました。
詳しくは下記の動画(開始16分以降)をご確認ください。

また、5月に佐賀県の「さがデザイン」の視察に行って来ましたので、その時に伺った話も参考としてお話しさせていただきました。

さがデザインでは県庁の政策課の中に部署があり、各部署とクリエイターなどのハブ役を担っています。
事業の立ち上げから、仕様書の作成、イベントやビジュアルなどなど多岐にわたるフォローを行い、一定程度の効果を得られているので、さいたま市も是非取り入れてほしい施策です。
デザイン思考を取り入れ、考え方や取り組み方を見直し、課題解決のために最大限の力を発揮するのに最良ではないかと思います。

以上、今回の一般質問ダイジェストでした!

その他ピックアップ情報は紙面をご覧ください。

#無所属新人議員日誌
#さいたま市議会
#一般質問

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