ブンブン免許合宿12日目「おまえ捕まるっペ」
今日は朝ごはんをスキップしていっぱい寝ました。
さすがに！
1週間ぶりの10時起きです。
今までの感覚だと10時も別に遅起きじゃないんですけど、
いつもが早すぎるので、
めっちゃ寝た感じに思います。
着実に健康になっていってる。
今日のお昼ご飯は、
みんなでキジ重を食べると決めていましたが、
臨時休業でやっていませんでした。
しかたなく第2希望の雀荘みたいな中華屋に向かったのですが、
そこもまだ営業時間じゃなくて
湯本の街をふらふらして
結局別の中華に行きました。
ただ、そこがめちゃくちゃ美味しかったので
大満足昼ご飯になりました。やったね！
そこの名物はにんにくラーメンらしいのですが、
匂いが強烈すぎて1回提供をやめたけど、
お客さんのまた食べたいという声で復活したらしいです。
どんだけ臭いねん。
にんにくラーメンってそういうもんやのに。
ご飯を食べたあとはいよいよ高速に乗ります。
ぼくとおくいがペアで、
ふうまは別の子とペアで乗ることになりました。
高速の先生はまじで重要です。
楽しい先生に当たれば楽しいハイウェイライフを送れます。
どきどきで発表の紙を見ると、
ぼくらもふうまもなんだか普通の先生でした。
でもまあ耐えです。
ひるちゃんさえ引かなければ耐えなんですから。
先生発表という一大イベントを終え、
わくわくして高速の時間を待っていると、
突然おくいとぼくだけ受付に呼ばれました。
なんだ。
受付に行くと、どうやら先生が変わるみたいです。
むむ。
誰になるんだ。
『ひるちゃんはいやだ！』
『ひるちゃんはいやだ！』
組み分け帽子「そうか……ひるちゃんはいやか」
「ならば…………」
渡された紙には、
ひるちゃんの名前がありました。
おい！！！！！！！
1回耐えたとおもったのに！！！
ここに来てひるちゃんを引いてしまいました。一気に高速教習の気が重くなります。
でもどうやら、先生が苦手な人の場合、担当の先生を変えてもらうことができるみたいです。
ぼくらもきっと、
誰かがひるちゃんをチェンジしたからひるちゃんが回ってきたのでしょう。
チェンジできてもいいし、
できなくてもおもろいので1回ぼくらも受付に相談しに行ってみました。
「ちょっとぼくたちひるちゃん苦手なんですけど、別の方にしていただくことってできますか………？」
受付の人の反応的に、
ひるちゃんは何回もそれをされていると分かりました。
だって笑ってたもん。
受付の人とぼくらはもう仲良くなってるので、全然いやな空気にならなかったのだけ良かったです。
ただ、
もう授業開始まで10分ほどしか残ってなかったので、
ぼくらはそのままひるちゃんの車に乗ることになりました。
もう車に乗ってすぐ、
いきなりひるちゃんはかましてきます。
内容はあんまりよく覚えてないんですけど、
なんかの話で
「シんでもらいます」って言ってきました。
おおおお。
そんなこんなで出発です。
山道のグネグネの道を下っている途中、
ひるちゃんから窓を開ける練習をしろと指示を受けました。
しかし、初めて乗る車だったので、
ぼくは間違えて後ろの窓をあけてしまいました。
手元を見たくても、
坂道のカーブあぶないので手元を見る余裕がないからです。
「みんな最初は後ろあけちゃうんだよね(笑)」
満足そうなひるちゃん。
これはタチがわるいです。
料金所で窓を開ける練習を坂道の途中でやらせるんですから。
ぼくが何回も後ろの窓をあけるので、
「これ漫才か！！！」
と、つっこまれました。
別にぼくはひるちゃんの
「前の窓あけてね」に対して、毎回ボケているわけじゃありません。
坂道で手元が見れないからです。まじで。
これはひるちゃんの思惑通り。
あと不器用。これはぼくの問題です。
ちくしょう。
まあでも、ノールックで前の窓を開けれるようになったのでいよいよ高速に乗ります。
100キロやばい！！！
慣れたらいけたんですが、最初100キロだしたときはばびってまいました。
だって、小学生くらいの子が一生懸命投げた野球ボールと同じスピードで走ってるんですよ。
なんなら、ぼくが中学でサイドスローだった時はストレート100キロちょいくらいでしたから。
球と同じスピードで移動してるなんて。
人が移動していい速さじゃありません。
正直、高速道路楽しかったんですが、
楽しいと思ってしまったら油断しそうなので、
「まじでいつでも死ねるぞ」と思いながら、
緊張感を持って運転しました。
サービスエリアで休憩する時、
ちょうどふうまとも会ったんですが、
奴はサービスエリアのコンビニで
スポーツクジを買っていました。
まじでどこで何してんねん。
茨城県まで行って、
今度はおくいと交代です。
高速に乗る前から、
おくいはなんか車線をフラフラしています。
大丈夫か！
おくいは普段原付に乗っているので
左に寄りすぎる癖があるのですが、
それをひるちゃんに指摘される度にハンドルをすぐ切るからです。
ひるちゃんは、
「おれはキープレフトあんま好きじゃねぇんだよな、真ん中でいいんだよ、真ん中」
と言っていました。
それはそれでどうかとは思います。
キープレフトの原則を教えるのが先生なのに。
しばらく走って、
おくいも高速道路での運転を無事に終え、
下道に入ります。
ぼくもおくいも生きて帰ってこれてよかった。
そう思っていた矢先、
キッ！！！
ひるちゃんがブレーキを踏みます。
「お前捕まっちゃうっぺ」
おくいが下道で80キロ出しました。
制限速度20キロオーバーです。
まじでいいわけないっぺ。
おくいにあとから聞いたら「眠かった」と言っていました。
正直眠くてスピード出しすぎるパターンが1番怖いです。
もっと別な理由がよかった。
でも高速に乗ったあとスピード感覚がバグってまう気持ちは分かります。
ぼくも100キロ出したあとの50キロめっちゃ遅く感じました。感覚ってこわい。
高速教習のあとは学科を何個か受けたのですが、
今日は、ふうまは寝ないためにカフェインが240mg入っているコーヒーを飲んでいました。
えらい！
ただ、240ってすごいです。
ZONEで150mgですから。
授業が終わったあとふうまは気持ち悪いって言ってました。
たぶんほんとにダメなカフェインの量です。
命を削って起きていたふうまに複雑な気持ちになりました。
なんだかヘトヘトで今日も宿に帰ります。
ずっと元気な日が1日もない！
夜ご飯のエビチリはめっちゃ美味しかったのですが、
おくいはエビアレルギーなので、
別のメニューを食べています。
おくいのエビアレルギーは
後天的なもので、
もともとエビがめっちゃ好きで、エビを食べ過ぎた結果アレルギーになったという、
とても辛いやつです。
「ぼくエビチリたべるわ」
「まじで食べたなった」
突然おくいがエビチリを食べました。
ぼくらも勿論止めたのですが、
おくいは腹を括ったみたいです。
あれ……
おくいの唇が腫れてきません。
おくいはエビを食べたら唇が腫れるはずなのに。
耐えてる！！よかった！
でもおくいにエビチリの感想を聞いたら、
微妙な顔をしていました。
せっかく危ない橋を渡ったのに。
よく考えたら、エビチリで危ない橋渡るのアホです。
もっと、生のデカくてうまいエビとかで渡るべきですこんなん。
ご飯を食べ終わったら
今日も例のごとくユイちゃんと遊びました。
ユイちゃんが歌うアナと雪の女王の歌を、
ぼくら3人で下のハモりをしたりしました。
もうぼくがご飯を食べてる時から、
ユイちゃんは「ﾏｿ～～！」って言って探しにきてくれます。
今日もぼくの顔を見た途端、
「ﾏｿｽｷ～！」と言ってだきついてきました。
はぁ。なんてかわいいんだ。
ただ！今日は！最後！おくいにも！
ユイちゃんは！だきついてました！
おくい！ユイちゃんに！近づくな！
ユイちゃんと遊んだ後、
部屋に戻ると仲良くなった後輩がタバコを誘いにきました。
まじでかわいいやつ。
ずっと仲良くしよな！！
彼はぼくら3人とユニバに行くために、
茨城から1人で大阪きてくれるらしいです。
もはやユイちゃんと同じくらいかわいい。
その後はお風呂に行って、
仲良くなったみんなで2時間くらい話しました。
でも、
ずっとぼくvsふうま・おくいでプロレスしてました。
ふうま曰く、
ぼくら関西人は(ぼくはほんとは違いますが)、みんなが持ってるイメージの"関西人"みたいに思われたいし、
サービス精神でがんばっちゃうらしいです。
たしかに。
みんな楽しんでくれてたらいいなあと思います。
お風呂から出たら、ハワイアンズで買った本田翼激推しのガーリックシュリンプポテトチップスをたべました。
もうおくいはエビアレルギーを気にしないみたいです。
わんちゃん今日はいける日です。
今日のうちに食べとくんだ！！
「エビ食べて、唇を腫らすって、
唇からしたらエビハラスメントよな、
腫らすだけに」
って言ったら、
「アイヨォ！」で会話を八切されました。
アイヨォ！！
もうそろそろ寝ます。
いよいよ合宿も大詰めです。
明日のみきわめ全員で合格できますように。
またあした！
ps
ここならべビスタ入れる！
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