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海外ワンオペ育児はそこそこ大変 生き残るための反省会

夫が休暇をとって海外遠征へ出かけて行ってしまった!
不在の12日間、シドニーでワンオペ育児をしてそこそこ大変だったからその経験をシェアするよ。ちなみに私も仕事や家庭から休暇をとって海外行ったりしているので夫が休暇を取ることは全く問題ではなく、「問題はないけど大変なことには変わりないよ」という話だよ。
 

海外ワンオペ育児の大変さ
●失敗できないプレッシャー
●家事をアウトソースしにくい
●ストレス解消の場が少ない
 
 
●失敗できないプレッシャー
海外では両親や親戚など頼れる人が少ない。怪我しても病院の受診もハードルが高い。車の事故などが起こったらかなり大変。だからこそ、「何事も起こらないように」かなり気をつけて生活する必要がある。パートナーがいるとこの不安感はかなり減るし実際にトラブルシューティングも出来るとは思うけど、異国の地でのワンオペ育児におけるこのプレッシャー結構大きいと思う。
 
●家事をアウトソースしにくい
忙しい時の家事は出来る限りアウトソースしたい。Uber eatsとか使って・・とかしたいけど、食べないんだわ。私はタイ料理やインド料理好きだけど、子供達は食べない。子供達がこっちの外食で食べるのはハンバーガーくらい。12日間ハンバーガーとか無理な訳で、結果普段と同じような和食を私が作ることになる。家事を外注したくてもできる家事が少なく、結果仕事量が膨大になる。
 
●ストレス解消の場が少ない
友達とのご飯、一人でお散歩する海、みんなとワイワイ交流するSNS。でもそんな時間も心の余裕もなんだわ。子供達の学校のお迎えに遅刻できないから遠出はできないし(AUSでは小学校まで送迎する親が多い)、子供達が帰ってきたら仕事なんてできないから14:30までには仕事終わらせないといけない。SNSに愚痴りたくてもセキュリティ面が心配で「今ワンオペ育児してます」だなんて書けないし、週末も一人になる時間なんてない。この状況でどうやってストレス解消しろと?
ワンオペ中の12日間で結構お酒飲んでた。どう考えて不健康だと思う。
 
 
そうは言っても、まあなんとか12日間生き延びた訳で、↓を意識していたよ。
 
◯目標はとにかく低く持つ
◯使えるものはなんでも使う
◯我が家はレストランではない
 
 
◯目標はとにかく低く持つ
放課後のお稽古や学校の宿題、公園での自転車や海の散策。無理です。全部対応なんて出来ません。
お稽古はスケジュール的に負担になりそうなものはお休み、学校の宿題は提出するだけで良しとする。公園には自転車を持ってはいかないし。海のロックプールには危なくて3人同時に連れていけない。そりゃあいつも通り連れて行ってあげたいけれども、無理なものは無理。生き残ることだけで十分。
 
◯使えるものはなんでも使う
学校の売店(アプリからランチオーダー出来る)から、問答無用に静かにしてくれて邪魔されずにミーティングに出れるYouTubeまで、普段はちょっと躊躇してしまうようなものでもなんでも使っていった。

◯我が家はレストランではない
唐揚げが食べたい、グラタンが食べたい、ホットケーキを作りたい。普段は料理大好きな夫が夕食担当だから結構子供達のリクエストを聞いて作ってあげたり作らせてあげたりしていたんだけど、ワンオペ育児の際にそんなの無理。唐揚げなんて平日夜に作れるかっ!我が家はレストランではない、を合言葉に、毎日子供が食べれそうなものローテーションで作ったよ。作ってもらえるだけありがたいと思ってくれ。
 
そんなこんなでなんとか生き延びた12日間であった。私も子供達も満身創痍、パパがやっと帰ってくるー!!とみんなで喜んだよ。普段だったらタクシーで自分で帰ってきてね、というところを、会いたすぎてわざわざ車で迎えに行ってしまったよ。
 
海外ワンオペ育児と言っても、居住国も・子供の年齢や性格も・自分の性格やスキルも、みんなそれぞれ違うからここに書いたことが全く参考にならない人もいればもっと違うアイディアを持っている人もいると思う。
そして海外でなくて日本に住んでいても、例えワンオペでなくても、育児は大変。みんなお疲れ様です、お互い生き延びようぜ!!!
 

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