オンライン診察をうけてみた話

前回書いた「コロナウイルス感染が疑われる風邪をひいて自宅療養でなんとかがんばってる話」の続報です。あれから約2週間経ち、すっかり体力も戻って健康になったものの、普段の風邪のあと同様たまに薄く咳がでるのがおさまらず、手持ちの薬も切れたためかかりつけ医に相談したところ、オンライン診察をテストしているとのことだったのでうけてみました。まだ定まっていない運用フローをテストしてみてフィードバックするの大好き。

体調はほぼ元通りになり、自宅で運動もできるくらいになったものの、夜咳おさまる→朝咳こんで目が覚めるを繰り返していました。オンラインミーティングを続けていると咳が出てしまうこともしばしば。手持ちの薬も切れてしまったけど、この状態で医者に行っていいものか悩んでいました。オンライン診察も解禁されたとのことで、とりあえず当たって砕けろとかかりつけ医に電話してみることに。

電話してザッと症状を伝えると、看護師さんが少し考えてから「LINEやられていますか?LINE Payもやられていますか?」と質問されました。いずれも対応していますと回答すると、「いま、テスト的にオンライン診察をやりはじめたところで、その2つで対応してみようと思うのですがいかがでしょうか?」とのこと。運用フローがまだ固まっていないものにチャレンジしてみるの大好物なので、二つ返事で了承。SMSで申請を送るので、医院のアカウントと友だちになっておき、保険証画像を送ってくださいとのこと。サクッと友だちになり、保険証画像を送信し、ついでにnoteの記事も送って風邪症状について詳細な報告まですることに。記録しておいてよかったと思った瞬間。オンライン診察の予約時間まで待機していよいよ診断に入ります。

何度も通っている医院で、普段から風邪のあとに咳症状が少し長めに続くということもわかっているせいか診察はスムーズでした。症状は時々出る咳、ということだけなことを確認した上で薬の処方を決めていただき、処方箋はいつもいく調剤薬局へ送っておいていただけるとのこと。この間数分。

診察終了後に看護師さんと会話して、「送金依頼を送りますので対応をお願いします。その後調剤薬局さんへ行っていただければ受け取れるよう手配しておきますね。」と改めて教えていただく。「そこまで完了したら、一旦つながなくしますので、そのあとご相談いただいてもアドバイスなどはできないので気をつけてくださいね。領収書もまだ対応できていなくてすみません。」ともお伝えいただきました。そりゃそうですよね。いつまでも相談送られたら困っちゃうもんな。そしてLINEアカウントで一度友だちになると、友だちをやめることはできず「ブロック」状態にしかできなくなるので、そのことをやんわりと伝えている模様。追ってLINEの会話にて「一度友だちになるとブロックしかできなくなることはわかっているので大丈夫です~。」とこちらからもお伝えしたところ、「「ブロックする」と言うと失礼になってしまうかな?と思ってたのです。」とお気遣いいただいてしまった。なんかこのあたりオンライ診察のやりとり障壁になっているよなぁと感じました。医療アカウントは「患者」状態オンオフ関係があると良いよなぁと思った…。あまり良いアイデアではないかも…。LINEのなかの方、なにか良いアイデア出していただけるともっと広まると思いました。などとおもいつつ上記のやり取りのあとサクッと送金して完了。

本当は調剤薬局からも薬を配送することもできるらしいのですが、要かつ急の支払い業務もあったため、外出ついでに薬局に人がいないことを確認して薬を受け取りに。人との接触を最小限にしてあっという間に薬を入手することができました。

たまたますでにコミュニケーションが取れているお医者さんとのやり取りだったので、スムーズにいっただけかもしれませんがこの程度の診察が短時間かつオンラインで済むならお互いが楽になると感じた瞬間でした。未来きたと思いました。コロナで腹立たしくなったり悲しくなったり辛くなることもたくさんあるかもしれませんが、変えるべきものなのになかなか変わらなかったものが変わる瞬間に立ち会えることはなかなかないことです。ダイナミックにいろいろなことが変わりつつある真っ只中にいるということを、ちょっとでも楽しみつつコロナ禍を乗り切っていきたいですね。

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