この一年の振り返り


自問自答ファッション教室を受講して、7月で一年経ちました!
この一年間での変化や、最近気づいたことなどを書きます。

1 外出先で鏡に映った自分を見てがっかりしなくなってきた

まず、一番大きな変化は、外出先で鏡に映った自分がふと目に入ったとき、「なんか思ってたのと違う…」とがっかりすることが少なくなりました

この変化は、以下のような
・ 心境の変化
・ 見た目の変化
によると思っています。

1.1 要因1 心境の変化

セルフイメージがいい意味で現実に降りてきたのではないかと思います。
試着することが増えたこと、自撮りをするようになったことなど、自分を自分で客観的に見ようとする機会を増やしました。

ぼんやりして解像度が低かった自分像が、良くも悪くもくっきりしてきたと思います。
自分の写真を見てただ「ウワァ…」と引くのではなく、「まあこんなもんか」という感じになりました。

1.2 要因2 外見の変化

自分の外見(服装、メイク)が、自分比で「なりたい・好き・似合う」にじりじりと近づいています。

試行錯誤しながら着実に自分の行きたい方向に自分のファッションを合わせることができるようになってきていると自覚することができています。

2 選ぶ服の色、形、素材のルールを増やして快適になった

私があきやさんのブログやnoteに出会ったのは、2020年頃です。
2022年7月に自問自答ファッション教室を受講する前から、自分なりに取り組んではいたので、受講した時点で割と路線的には今の服装とそんなに変わっていません。
多分、自分以外の人から見たら一年前のファッションと今のファッションの違いは微差レベルなのではないかと思います。

でも、自分にとっては、「こういう理由でこういう色と形と素材の服を選ぶ」という明確なルールに沿ってあえて選んでいるので、服を着て立っている私の地中に伸びている根っこの頑強さが、今と一年前は全然違う感じです。

ちなみに、私が服に関して一番効いたルールは、「トップスの色を二色に絞る」(アウターは除く。)でした。
トップスは今まで3〜4色の色から選んでいたのですが、それをさらに2色に絞ることにしました。
トップスの色を絞りきることによって、連鎖的にボトムスの色も絞られ、どのトップスにも合わせられるボトムスが残ることになりました。
結果、トップス、ボトムスのどれとどれを合わせても合うので、より服選びが楽になり、かつ、満足度が高くなりました。

色数を絞るのはよく聞く手法だし、「なんで今までこんな簡単なことができなかったんだろう?」と思いますが、散々いろんな色を試した経験があって、「もうこの色があればいい、この色だけがいい」という段階にやっと今自分は来たんだなと思います。

なお、「ルール」と書くと不自由そうなイメージになってしまうかもしれませんが、自分の好みのわがままを踏まえたうえで最善の提案を自分にするための便利な枠組みというイメージです。

3 制服化の奥深さがようやくわかってきたかもしれない(遅い)

トップスの色を絞ったことによる変化を受けて、私はまだまだ制服化が甘いというか、さらなる制服化の余地は眠っているという気づきもありました。

教室受講後1年経過した今になって、やっと、あきやさんが「制服化には一般的に最短で三年くらいかかる」とおっしゃってたのが身に染みています。
半年くらい前は「私もう制服化できたかな?」くらいのことを思っていたのが恥ずかしいくらいで、制服化の真骨頂はまだまだ上にあると感じてワクワクです。
深めれば深めるほど楽しい、自問自答ファッション。

4 一軍だったかばんがすべて入れ替わった

大好きなかばんのブランドがあります。
今もそのブランドのことは好きで、新作チェックもし続けているのですが、この1年のある地点で、「好き」と「似合う」は満たしていても、「なりたい」とは少し違っているということに気づき、いくつか手放しました。(いくつも持ってたよ!)

数ヶ月前に自己紹介バッグを買ったのですが、自己紹介バッグが私の心の床の間(なんだそれ)にバァン!と鎮座したことによって、他のかばんに求めているものが変化したことも大きいです。

もともとかばんが好きで、鞄はTPOや用途に応じてたくさん持ちたいのですが、以前よりも役割分担がはっきりしました。

というのは、エモーショナルな部分は自己紹介バッグに任せて、それ以外のかばんは(一定以上の「なりたい・好き・似合う」を満たした上でですが)機能性重視という割り切りができて、かばんのポートフォリオの再構築を行いました。
かばんを使いたい場面をはっきり意識して配置することができるようになり、快適になりました。

ちなみに私の自己紹介バッグのブランドはアー/ツア/ンド/サイ/エン/スです。
あきやさんからのおすすめブランドにあって知ることができたブランドのひとつで、感謝感謝です!

5 靴が雨の日含めて万全の体制になった

靴は、試行錯誤した結果、現在のところ長距離歩行や雨対応など機能性を重視する方向にやや揺り戻しがありますが、変わらずレースアップシューズ大好きです。

また、靴迷子のときに救世主になってくれた古株のレースアップシューズ(教室にも履いて行ったやつ)をメンテナンスに出して、ソール交換などしてもらいました。
これからも長く履きたいです。

6 アクセサリーに意味を強く求めるようになった

服をシンプルなほうに振った分、アクセサリーは気持ち濃いめにしたい心理が働いているのか、アクセサリーを調べまくっているここ最近です。

ちょっと脱線するようですが、ファッション日記をここ1年つけていて気づいたのは、私は欲しいものが早いと数週間単位で次々に変転していくということでした
その時は「もうこれしかない!絶対にこれをこういう風に身につけたい!」と強く、瞳孔開き気味のテンションで思っているのですが(怖い)、数週間〜数ヶ月経つと忘れているか、次のものに興味が移っています。
一応、長く興味を持ち愛用できるものもその中から出てきますが、「欲しい」と思った時点でこの違いを見分けるのが大変難しいです。

ここから自分で学んだことは、いくら欲しいと思っても、少なくとも一か月は我慢しろ自分、ということです。

え、我慢のレベル低くない?と思われるでしょう、そうでしょう。自分でもそう思います。
でもそれだけでも改善されそうな勢いで色んなものが欲しくなるのが私…。

ここでアクセサリーの話に戻りますが、最近インプットをファッション誌にしていることが影響してか、興味を持つアクセサリーの価格帯がこれまでの5〜10倍になってきてしまいました。

ファッション誌は、都度フィーリングでジャケ買いしているのですが、自分が選ぶ雑誌はどうもラグジュアリー気味で、商品の価格部分を見ては「たっけえ!」と声を出してしまいます。
なんなら、あまりの「0」の多さに笑ってしまう感じです。もはや私にとってはファンタジーレベル。
(ここでいう「価格が高い」は私の資産に対してであることをご了承ください。商品の価値に対して見合っているという意味では決して高くないのだろうな、と思います!)

この価格帯の商品を今までのように無計画にその時の気分で買っていたらやばいです。
人生で初めて、計画と予算にいよいよ向き合わなければいけないと言う気がしています。向き合うの遅い。なんだかもう、このnoteを書いていてつくづく思います、私いろいろ気づくの遅い。

7 おかねのこと

アクセサリーの話からお金の話になりました。
そもそも自問自答ファッション教室を受講したときに、受講理由の一つとして挙げていたのがお金のことです。
『雑で早いPDCAで金銭面が犠牲になりすぎなので、もっと丁寧なPDCAへの動機付けとして目指すべきところを明確に言語化したい。』
とありました。

これ…これね…?おそるおそる簡単に可視化しました。(そもそも可視化していないのがやばい。)

2021年度の私の装飾費(※)を基準の100%としまして、以下のような実績です。しつこいけど、受講したのは2022年です。
(※)装飾費:ざっくり内訳は靴、鞄、アクセサリー、服、メイク。

2022年度は、2021年に対して、およそ130%
2023年度は、2021年に対して、現在までの進捗でおよそ76%
…でございます。

減ってない。増えてる。

2022年は…まあ、教室を受講したし、どのモノやサービスも買った経験に後悔はないので、良しとします。

しかし、今後もこの調子で買いまくっていたら、今度こそ私の健全な財務状態は維持できません。「え、今年度もすでに進捗的にはかなり厳しいんじゃない…?」と自分でも思いますが、ここからがんばります!

というのも、今すごくいいなと思っているアクセサリーが、これまで購入していた価格帯に「0」が一個追加されてるからです。
数か年計画でないと買えませんので、何か欲しくなったら、欲しいアクセサリーのことを思い出して前向きに耐えたいと思います。

数年後に「こんなに収支は改善されたのに、満足度はあがりました」って報告できるようにがんばりたいです。宣言して自分にプレッシャーをかけておきます。

8 まとめ&この一年の隠れテーマに気づいたこと

自問自答ファッション教室を受講するときに、お金の件以外の動機の一つとして『制服化を目指すことによって、自分に違和感なく、少数精鋭の服を愛でながら過ごせるようになりたい。』と書いていました。
かなり達成に向けて近づけているように思います!嬉しいです。
あきやさんをはじめとして、ガールズみなさんからいただいている良い刺激のおかげです。

また、この一年を振り返っていて、自分の経年変化をポジティブに受け入れたいということも隠れテーマとしてあったように今更思っています。特に、メイクを習ったときにそれに気づきました。

例えばこの一年でも、タイトなリブニットが似合わなくなるなどの地球のバグがありました。
ですが、ものの本を読むに、そして諸先輩方の素敵な姿や言動を見るに、ファッションは、エイジングしてこそ楽しめるようになることもたくさんある、とのこと。
その辺も含めて、割と行き当たりばったりでやってきましたが、自分が目指したい方向性に対して、ファッションへの向き合い方や趣味嗜好もいい感じに収斂して来ているように思います。

引き続き、気長に楽しんで取り組んでいきたいです。
読んでいただきありがとうございました。


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