「手を飾るワーク」と私

自問自答ファッションのあきやあさみさんご考案の「手を飾るワーク」というものがあります。

「手を飾るワーク」については、あきやさんの二冊目の書籍で読めます!二冊目の書籍の販売、おめでとうございます!!読むことができて嬉しいです!!

あきやさんの二冊目の書籍についての、あきやさんご自身のnoteはこちら

何か感想を書きたい、しかし思うことがありすぎて、何をどうアウトプットしよう…とうんうん唸っていました。

いつも多くを書こうとすると処理しきれず思考が止まるマンなので、テーマを絞り切ってとにかくアウトプットしよう!と思い至ったところで、私は「手を飾るワーク」が大好きで、自分が楽しい毎日を送る上でとてもいい影響があって本当に知ることができてよかった!あきやさんありがとうございます!!という想いが強いので、「手を飾るワーク」と私、ということで今回アウトプットすることにしました。

手を飾るワークとの出会い

手を飾るワークを私が初めて知ったのは、こちらのzoom講演会です。(今は再販期間が終了)
自問自答ムンプラ🌙ファッションを通してコンプレックスを味方にできるウイッシュリストの作り方👗
https://note.com/jimon_jitou/n/ne086b6fbb886

この講演会で、手を飾るワークを説明されていたあきやさんが、「自分に何が好きかを覚え込ませるため」とおっしゃっていました。(意訳入っちゃってるかもですが…。)

この一節は、手を飾るワークの趣旨のあくまでも一部分ではありますが、私の心に強く訴えかけるものがありました。「確かに、自分が何が好きか私はすぐに忘れる!そしていつも周りの影響を受けまくってブレにブレて迷走してパァンてする!自分に何が好きかを覚え込ませたい!」と。
それをきっかけに手を飾ること、すなわち、自分のために自分の目に入るパーツを自分にとって見良い色や形で飾って「あなた(自分)はこういうの好きでしょ!忘れないで!」と常に意識させることに俄然興味がわくようになりました。

以下、手を飾るワークを知ってから一年と少し経ったの私の経過について書きます。

まずはネイルで好きな色を自分に見せた

まずは、手を飾るワークに忠実に、好きな色を自分の目に入れようと、ネイルポリッシュを厳選したり、厳選したと思ったら新しく気に入ったシリーズを全色買いしたりしました。

結果、ネイルポリッシュが増えました。
厳選できなかった(笑)。
ネイルポリッシュの色は、取っ替え引っ替えして楽しんでいます。

かいまり先生のアドバイスをきっかけに、ピンクを身につけると情緒不安定になる謎の呪縛が解けた気がしていて、最近はピンク系の暖色を爪に塗るのも楽しいです!

次はリングで好きなモチーフを自分に見せた

ネイルポリッシュの次は、大好きな世界観を詰め込んだモチーフを身に付けたい、と思うようになりました。

そこで購入して基本のセットとなったのが、
・微生物モチーフ(と自分が勝手に解釈した)リング
・地層モチーフ(と自分が勝手に解釈した)リング
です。

いつも妄想を熟成させて好き勝手な解釈をしているため、素敵な作品に変なイメージをつけてしまうのではないかと思って、ブランド名や画像が出せません…。

地球科学が好きな気持ちを込めましたが、音楽的なリズムを感じるデザインでもあり、眺めているといろんな解釈が思い浮かんで楽しいです。

私は油断するとすぐに、周囲の見えるもの、匂い、音などの環境や人の感情に気持ちを左右されてしまいます。
ですので、一息つきたいときに意識的に目を落とすと、手元に思い入れをギッチギチに詰め込んだ大好きなモチーフが見えることの幸せを日々感じるようになりました。

先日も仕事でストレスが溜まって「ブキィ!」と叫びたくなった時、意識的にリングを見ながら、自問自答ファッションと自分のコンセプトを思い出し、「私のなりたい人物はこういうときでも穏やかで冷静で余裕がある人物でしたね」と思い返して行動を選ぶことができました。
あと、単純にリングが可愛すぎてうっとりして気分転換(現実逃避?)になりました。

自己紹介バッグの世界観が好きすぎてたまらないので、アクセサリーで拡張したい

手からちょっと範囲が拡張しますが、手元に見える自己紹介バッグは、地球科学や音楽への思い入れを込めたリングに対して、余白の美や陰影といったような世界観を感じるところに惚れ込んでお迎えしました。

これがまた最高で、サイズ的に通勤では使えないのですが、休日に使うたびに「良いわぁ…」とつぶやきながら撫でさすっています。好きすぎて、見つめているだけで、何らかの脳内物質が出て免疫が強化され風邪の予防になっているのではないかと妄想しています。

好きな世界観が詰まったものが手元にあるとこんなにも心が満たされる。そんな自己紹介バッグの世界観を、休日だけでなく、仕事の日も感じたい。

それなら、近い世界観を持つアクセサリーを手元に追加すればいいのではないか。そのアクセサリーとバッグを合わせたらさらに幸せになれるのではないかと思いました。(そして、このあたりから自分の物欲があまりにもお祭り状態で、怖くもなりました。笑)

そしてとあるジュエリーブランドに惚れ込む

さて、「余白の美…陰影…」と心の中で唱えながら、ジュエリーに関する少しの読書と膨大な時間のネットサーフィンを通してさまざまなブランドを探した私は、とあるジュエリーブランドに惚れ込みました。

だいたい私はハマるときは、アイテム単体ではなく、ブランドごとハマります。ブランド全てのアイテムが欲しくなります。対象が狭いようで広くて自分の物欲が怖いよ。

価格帯が…これまでと一桁違う!

新たにハマったジュエリーブランドの価格帯はこれまで自分が手を出してきたアクセサリーの価格帯とは桁が一つ違いました。

これまでの買い物と比べてあまりにも金額が突出しすぎていたため、そこで初めて、計画と予算を真面目に考えることになりました。前回のnoteに書いた予算の話がこの話です。まあ、結局買ったんですけどね。

ブレスレットに射程を定める

とあるブランドにブランドごとハマったところで、手元のアイテムとしてリングにも目移りしまくりましたが、結果、ブレスレットに決めました。

理由は、リングは既に基本セットがあること。また、それまでつけていたブレスレットの上位互換にしたいと考えたからでした。

ブレスレットを付けることへの慣れはあった

自問自答ファッションに出会ってから、アイデンティティたるアクセサリー配分を試行錯誤する中で、左手首に時計を、右手首にブレスレットをつけていました。

なお、具体的に何をどう着けるかや、ジュエリーに特化して私は何を感じてどうありたいのかの勘所みたいなものについては、こちらの2冊をめちゃくちゃ参考にさせていただきました。

もともと持っていたブレスレットは、つけ始めた当初こそ「すてき!だけど、邪っ魔ぁ…!」と思っていたのですが、腕時計と同じで一度慣れたら、外出時は両方の手首に何かを巻きつけていないと物足りなくてそわそわするレベルで生活に馴染みました。

しかし、もともと持っていたブレスレットのブランドと私の距離が縮まらなかったため、上位互換が欲しかった

そのブレスレットは、有名ブランドのもので、シンプルなデザインと豊富なサイズ展開を気に入って購入したものでした。

しかし、時間が経つにつれて、ブレスレットにあしらわれているブランドのモチーフと自分に距離を感じるようになってしまいました。自分のブレスレットなのに、「本当はこれは私のものではない」という謎の借り物感がありました。

買った時は、「身につけていたら仲良くなれるかな?」と軽く考えていましたが、距離は縮まるどころか広がっていった…。

別にそのブランドに全く何の罪もなく、私の買い物が軽率だっただけです!自問自答が不足していました。

ですので、もともと持っていたブレスレットは、もっとそのブランドにふさわしい新たな人のところへ行ってくれますようにと思いつつ買取に出しました。

新しいブレスレット購入

購入するに際しては、路面店でがっつり試着させていただきました。本命たるブレスレットは決めていたものの、ブランド自体に惚れ込んでしまったため、他のアイテムもほぼ全部欲しい状態で行きました。

お店の方と、さまざまなアイテムをキャッキャと試着させていただいた時間がとてもわくわくして楽しかったです。
何年後かに…ファッション貯金が貯められていたら…もうひとつ欲しいなあ…。

新たに右手首におさまることになったブレスレットですが、シンプルで着け心地が良く美しいです。
目に入るたび、手元の動作でブレスレットが揺れるたび、「作りも見た目もつけ心地も、良いわぁ…」と感じ入っています。

リングの基本セットと合わせてほぼ毎日つけています!
行く場所や状況に応じて、リングを追加したりしてアレンジを楽しんでます。

まとめ

私はもともとの性格と、圧倒的な試着不足により、ファッションに関してはまだまだどうしてもイマジナリー他者目線が気になってしまうところがあるのですが、手元は、手を飾るワークの文脈から、「自分が満足すれば良い!これが私の好きな世界!」とすっきりと開き直ることができて、それが自由で前向きで楽しいです。

あきやさんが考えだしてくれた手を飾るワークをきっかけに作り始めた手元は、どこにでも持ち運べる自分の理想郷の箱庭みたいで、見るたびにじんわりと私の心を温めてくれたり、次はどんな風にアレンジしようかなとわくわくさせてくれたりします。

あきやさん、こんな素敵なワークを!他にも膨大な経験と知恵を本にしてくださって本当にありがとうございます!!私は歩みが超ゆっくりですが、引き続きできるところから楽しんでモグラ活動していきます!

以上、「手を飾るワーク」と私でした!読んでいただきありがとうございました。

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