仮面も一面
連休中にあった太宰府茶会の合間に、九州国立博物館に立ち寄った。
企画展を観る時間はなかったので、1階のミュージアムショップをぶらぶら。
企画展にちなんだ商品の中に、「花個紋」についての本があった。
花個紋って何?と思って見てみたら、366日それぞれに四季の花をあてはめて表した紋のことらしい。
私の誕生日の紋は「菱に花浜匙」というのだった。
花浜匙はスターチスのことだそう。
何人か知り合いの誕生日を見てみたら、まさに!ぴったり!!と思う人がいたので、本人におしらせしたら、「仮面の姿によく合ってるかもですね!本性とはまったく異なりますが(笑)」と言っていた。
他の人から見える一面が、その人にとって仮面だったとしても、それも間違いなくその人の持っている一面なんだろうと思う。
形から入る、ではないけれど、そう振舞っているうちにそれが自然になっていることもあるし。
相手によって、時と場合によって、縁に応じて出てくる面が違うのは普通なんじゃないかな。
それは、人によって態度が違う!というのとはまた違ったものだと思う。
お茶の先生の前できちんと振舞う私と、予定のない休日に1日中だらだらごろごろしている私。
だらだらごろごろが本性ではあるけど、お茶の先生の前での振舞いが偽りかというと、そんなこともない。
どっちも私だなと思う。
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