38.大天使ミカエル

━━━大天使ミカエルは「神の如き存在」である単一の存在として知られています。

天使というのは単なる一個の存在ではなく、一つの波動を形成する意識をもったエネルギーの集合体で同じ光明をもつ天使の波動集合体の全てが光の戦士なのです。

その数は変動していますが、ミカエル率いる高次の波動集合体は天界では144.000の魂のグループソウルになり、一つの波動は一つの目的を達成する為に形成されました。

ミカエルは最も偉大な戦士であり、正義の為に全ての戦いを終結させようと常に戦っていました。

最初の戦いは、天使達が自分達の方が人間より優れていると慢心し始めたエネルギーの誤用でした。
その時、エネルギーを真に強くする為には心を開いて誤りを認める事が必要だと考え、真実の為にしっかりと立って剣を抜き、「光」に忠誠を誓った者が波動グループーの始まりとなり、多くの者がこの先導について行ったのです。

最後の戦いは、人類がもっと高い目的に向かって進化する為にシフトアップしようとしているまさに今この時なのです。

今、波動が変化しているなか進化のステージに立って務めているのがミカエルの波動グループです。
この集合体の一員は、光と闇の戦いに決して怯む事なく、どんな時でも変化の最前線に身を置いてきました。
始めはライトワーカーとして踏み出し、そしてエンパワーメントと結びつきます。
自分の高い目的に背けば、エネルギーの方向性を見失い真の力が消えていきます。
それは目的に背く事は、肉体とハイヤーセルフにネガティブな影響を与えるからです。

天使界にはヒエラルキー（階層）があります。
霊性が高く進化しているものほど最も明るい光の環の中心に位置しています。
天界の中心に光明を持つミカエルの大きなエネルギー集合体の環があり、天界でもっとも大きな目的の為に働いています。

天使界には光の波動によってたくさんのグループーがあります。
またそこに、少しばかり小さな幾つかのエネルギー体の環があります。そして元の大きなエネルギー体の環が重なり合って全体をサポートしているエネルギー体の環が他の天使達です。

更にこうしたたくさんの小さなエネルギー体が大天使達の目的を持ってサポートしているのです。

それぞれのグループの光の波動は違っても全ては大きな環の中の一つであり融合しているのです。

天使はとても波動の高いメッセンジャー達であり、ガイドと同じく、人間がハイヤーセルフに繋がるサポートをしています。大天使になれるのは、集合グループからの任命によるものです。

大天使達はたった一つの目的を顕現しています。大天使ミカエルが剣を持っている姿で描かれているのは、剣は真実とエンパワーメントのシンボルです。

ミカエルが大天使の地位に就き天使達のリーダーになり、ルシファーが実験的な仕事に専心している中、ミカエルの波動グループは忠誠心を持って、この地球の始まりから重要な役割を果たし、この地球の最初の時代に働いた結果として、“光の戦士“という名称がつけられました。

今人間達は、地球の二元性のゲームの終焉である最後の時代を迎えています。

ミカエルのグループーは目覚めのプロセスの先駆けであり、たくさんのマスター・ヒーラーがいます。
人類の目覚めは最初にこのヒーラー達を目覚めさせているのです。

また、この集合体に属しないマスター・ヒーラーもいますが、その大半もミカエルの波動に共鳴しています。

この光の波動集合体に属しているのはミカエルと共に11次元のキリスト、ブッダ、セントジャーメン等がおり、また側近で共に働いている「銀河連合司令官」であるアシュタールがいます。
彼は宇宙の平和の為に管理し、今回の地球のアセンションの為にライトワーカー達にメッセージを送り続けながらサポートしています。
私達の前では個人として現れますが、本来は一つの高エネルギーの意識集合体なので全ては同じ存在なのです。
ミカエルの波動の環は全ての光の人達と一体になる事で、どんどん拡大していきます。

この二元性の世界では、天界の任務として、まず自分自身を癒して高い波動を備え、エンパワーメント（本来持っている力）を取り戻し一体となる事なのです。

これが、地球のシフトアップへの進化に貢献し、より高い次元である地上の天国を創造し、回帰する事になるのです。

究極的には天国とは場所や状態ではなく、常に完全な一体化である事を感じる事なのです。それは大いなる存在（神）に包み込まれて一体化する事です。