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新卒で入社した会社を3ヶ月で辞めた話

新卒で入社した会社を3ヶ月で辞めまることにしました

同級生から1ヶ月遅れの5月に新卒として入社したSUGOIを、3ヶ月でやめることにしました。

どういった経緯で入社したのか、なぜ辞めたのかを書いていこうと思います。

1ヶ月遅れの入社そして、その間感じていたもの

僕は、去年の8月頃一回、出版社の内定をもらいましたが、11月に内定を蹴って藝大の受験をしました。それもあっけなく滑ってしまい、2月から再就活をしました。その時の周りは、就活も終えこれから働き出すというのに、僕は、何もなく自分の意思はそっちのけで、ただ就活をしました。

僕は、SUGOIに入社するまで、あやふやな選択肢(やりたい事)が色々ありました。例えば、海外の美大に留学・藝大の院に行きたい・イラストレーターになりたい・デザイナーになりたい・作家になりたい そんな中から、自分の中に漠然としてあったのは、働かないと!という焦りです。

ただ、そんな早く勤め先が、決まるわけでもなく1ヶ月間就活浪人というか、ニートというか、そんな生活をしていました。その時の自分の気持ちって、本当にどんよりしていて、投げやりな気持ちでした。自分の気持ちににも正直になれず、行動にも移せない自分が嫌いでした。自分が本当にやりたいことと、現実の焦りがそこには、ありました。

その時、母に言われた言葉が、『あんたは、大学卒業まで浪人・留年・休学とかしないでストレートで来た。1年間くらい自分を見つめ直す時間も必要ちゃうか?』と、今思うと本当に大切なことを言ってもらえたなと思えますが、その時の僕にはただの言葉でした。それくらい、就職してお金を稼ぐということに執着していました。そんな中で沢山の履歴書を送った1つがSUGOIとの出会いでした。

一通のメールから始まり、初めの祐一さんの言葉が、『御社とか、言わなくていいから話そう』でした。そう言われた時、僕はなんか、ここだったら新しいものを感じ、得れるんじゃないかと思いました。

いざ入社!僕が感じたもの・得たもの

入社当時は大変で、付いて行くことで精一杯でした。自分が何ができるのか、何ができなくてこれから学んでいくのか、そんなことをずっと考えていると入社2週間目で熱を出し何日か寝込んでしまいました。

本当にずっとやっていけるのだろうか、色々な不安が生まれてきました。だけどその時はただの弱音だと自分に言い聞かせ仕事と向かい合いました。

ただ、人というものは環境に慣れたらなんとかなるもので、1か月半くらいでその環境が習慣になっていきました。これは2人の先輩のおかげだと思います。

SUGOIで得たものは、私にとって本当に大きく、それを教えてくれたのは先輩の2人でした。入社当時の何もわからない僕にずっと親身に接してくれて、常に私に気を配って何から何まで1から教えてくれました。先輩としても人間をとしても尊敬だらけです。

僕自身は、クセも強いし、感情が顔に出ないし、なんかよく分からないし、自分でも『あっ俺ってこんなところあるんだ』と気づきました。自分て小さい人間なんだなと思うくらい先輩方は心も、視野も大きく広い方々です。そんな2人と仕事をする中で、なんというか、人を考えて物事を行動する姿勢、本当の意味の親切、仕事に対するやりがい、というものを学びました。こんなに私に親身に寄り添ってくれたからこそ、一緒に喜びを共有することが、楽しくなっていきました。

と同時に自分の本当にやりたいことが徐々に見えてきました。それが、先月のBookandMe で書いた記事です。その記事を読んだ祐一さんと秋葉さんと色々話し合い徐々に見えてきてものが、明確になりました。僕はイラストレーターになりたいんだということを。

その時の話し合いの中、秋葉さんに言われた言葉で、『薫はまだ、自分で磨く時間が少ないんだと思う。私も、23、24の頃はずっと自分磨きをしていて、自分というものを温めていた』と言われ、ハッと母の言葉を思い出しました。今僕がすべきことがやっとわかりました。

そのひとおしが、なかったらまたモヤっとしたままで終わっていたのかなって思います。

最後に、先輩のお二人と仕事が出来なくなるのが私は少し心残りです。けど、僕が本当になりたいもの・したいことができました!って胸をはって伝えたいです。いつか、僕のイラストを色々な媒体でみて、良かったって思ってもらえるように。

それくらい、SUGOIは僕に色々教えてくれました正直、SUGOIは今日本にある、会社の中でどこにも属さない唯一無二の会社だと僕は思います。

だから、僕はSUGOIをやめて、自分のビジョンの為に前に進もうと思うのです。

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