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ブーケレッスンのこと: 作り込まないブーケは、クシャんとなってしまいます涙

こんばんは。
咲凛さとです。

先日、久しぶりのジャルダン先生レッスンを受けてきました。

今回のテーマは、シェイクスピアのハムレットから「オフィーリア」。

ブーケ・セラピー寄りの構成だったことが、凄く凄く嬉しかったです。ブーケは、難しかったけれど涙。

目下の悩み:ブーケがクシャんとなってしまう。

最近のジャルダン先生は、狙わない・作り込まないブーケをレッスンで取り上げ続けていらっしゃいます。

わたしは、このタイプのブーケに全くもって慣れていません。

型の落とし所が掴めない涙
どこをどうヨシとして良いかわからん涙
見慣れない涙
ブーケが、クシャっと潰れる涙

掴みどころのないブーケ
無造作に素朴に自由に束ねるブーケ

骨格が取りづらいのです。
春のお花だから余計に、取りづらい。

そして凄く下手なブーケになってしまう…涙

狙わないブーケには、大好きな「浪花節」がないみたいです。

次回のレッスンは
「浪花節だよ人生は。情念夜桜ブーケ」

大好きな枝物も入ります。
どんな情念ブーケになるのか楽しみです。

象徴主義

ミレーの絵画「オフィーリア」は、象徴主義っていうそうです。

象徴主義:
芸術を題材に、物語の登場人物の心情を表現すること。

わたしは、この捉え方が凄く好きです。凄い好き。

シェイクスピアも、人間の様々な感情を温かく描いています。

彼の物語は、今も昔も変わらない本質的な人間感情がベースだからこその魅力。

人間の内面をひたすら取扱い続けている点に、凄く魅力を感じます。

わたしは、芸術作品をテーマに取り上げて、ブーケで内面を表現し続けていきたいです。

目指せ、ブーケ象徴主義…笑笑

オフィーリアの「死」を表現したくて

半狂乱になったオフィーリアは、花言葉に想いを込めて、登場人物たちに一輪づつ渡していきます。

ジャルダン先生が選んでくださった赤いガーベラは、ケシの代わりです。

ケシの花言葉は「死」

わたしは、赤い花々にオフィーリアの消えゆく運命を重ねました。

赤い花々や毒々しい花材たちで、半狂乱を全面に出したかったのです。

大輪の薔薇よ、その姿を消して。

花材には、大きな薔薇パリスが入っていました。華やかすぎました。

パリス

オフィーリアの「死」に似つかわしくない… パリスの存在感を消すのに苦労しました。

パリスに、草花を被せ続けていきました。
そこにばかり集中してしまいました。

ブーケを回すことをすっかり忘れてました!

隠れた薔薇パリス

小花たちでパリスが覆い被さったゆえに、思いもよらず「可憐さま」が出現してしまいました…

半狂乱オフィーリアから、可憐さまが出てくるとは夢にも思いませんでした。

去年束ねたブーケ・ド・マリエっぽい雰囲気にも思えました。

半狂乱のオフィーリアは、一体何処に…涙

可憐さま登場

毒々しさの箇所

可憐さまに気持ち奪われそうになりながら、オフィーリアの消えゆく運命の箇所を束ねていきました。

中程下に見えるのは、ガンソクです。
毒々しさ溢れ出ています。

可憐さまに対抗するために、ガンソクの周りを紫や濃い青系、緑系で固めていきました。

ガンソクを飛び出させ過ぎて、その周りに空き家ができてしまいました。

ベルベロンを沈めて、空き家をカモフラージュさせています。

完成したブーケは、ガンソクが飛び出しすぎて、ちょっと変でした涙。

大好きな雲竜柳も、飛び出させすぎて、ちょっと変でした涙

左側半狂乱と右側可憐さま
両手バンザイ雲竜柳…

自分のブーケは、どこまでも辛口目線にしかなれません… 全くもって納得が行きません!

ジャルダン先生に、作り込まないブーケがクシャってならないコツを質問してきます。よろしくお願いします。

今回も課題がたくさん出てくるレッスンでした。充実の時間をありがとうございます!