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ブーケレッスンのこと:太枝チョップ入れの極意「あちょー」
こんばんは。
窓際族の咲凜(えみり)さとです。
本日2本目のブーケレッスン備忘録です。ジャルダン先生のブーケレッスンテーマは、こちらでした。
早春のブーケ色彩の目覚め〜春を喜ぶ花材と花と〜
難しすぎました。太い木蓮の枝物に、泣かされました。
枝物の間でそよぐ柔らか花材のはずが…
柔らか素材:チューリップ・水仙・ラナンキュラス・クリスマスローズ達他
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硬い素材:木蓮他枝物たち各種
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枝物の間で、柔らか花材達が揺れてそよぐ感じを表現することを目指しましたが。
難しすぎました!
柔らかい茎と硬い茎を束ねるって、まるで硬いポッキーと柔らかいティラミスを束ねるような感じでした笑。
スパイラルの隙間もできてしまって、止めたいところで花材が止まらない現象も発生します。柔らかい茎を潰してしまいそうにもなります。
木蓮に泣かされて
何よりも、枝物・木蓮に泣かされました。
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太い木蓮の枝。しかも蕾が、枝の下の方にも沢山ついていて。蕾を生かそうとすると、スパイラルに沿って束ねることがどうしてもできませんでした。
初盤・中盤、それぞれのタイミングで、スパイラルに組み入れようと試しましたが、どうしてもしっくりきませんでした。
最後の最後まで、蕾沢山の木蓮の枝は残ってしまいました。
太い枝を最後にスパイラルに組み入れる極意
最後まで残った木蓮の枝。
太い枝物を、最後に束ねる極意をジャルダン先生に教えていただきました。
それは、「チョップ入れ」です。
「チョップ入れ」とは、ブーケ花材を縦にしてブーケを割るように花材を入れる組み方のことです。縦に入れることで、奥行きが出ます。
ジャルダン先生は、私のブーケを手に持って、太い木蓮の枝を組み込んでくださいました。
「完成だ!」と喜んだのも束の間。
ジャルダン先生は、木蓮の枝をスパイラルからワザと外されました。そして、その木蓮の枝だけを私に渡されました。
私は、え…っつ、と思わず絶句しました。渡された木蓮の枝で、思わず先生にツッコミそうになった私です…
太枝「チョップ入れ」は、次の手順で進めてまいります。
スパイラル割れ「割らんかーオラー!」
スパイラルに隙間を創ってあげます。頭から入れろ「飛び込めー!」
太枝は、枝先からブーケに馴染ませませます。お尻は斜めに馴染ませろ「あちょー!」
枝の下は、斜めにスパイラルに馴染ませてあげます。
文字で書いているだけだと何がなんだかがわからないかと思います。怪しい手書きの絵でご説明してみます。
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131625652/picture_pc_bc3ec8f050144cf612677166ecdee9ab.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131625651/picture_pc_83a6cd270cb9c7c5bff306670d9b6aeb.png?width=1200)
おわかり頂けましたでしょうか??
チョップ入れの最中は、「おりゃー」「あちょー」「トォー」とおっさんの野太い声がお店中に響き渡っていました。
ジャルダン先生の意地悪にもめげず、無事に最後の最後にスパイラルに収まった木蓮の枝。
完成した途端、木蓮の蕾の妖精の感謝の声が、お店に響き渡っていました。「ありがと、ありがと、ありがと」
「意地悪したことは、スイーツ先生には言わないでね」と、ジャルダン先生の声も降り注いでいたことを、ここに漏れなく記録に残します。
完成形は、こちらです。
ピンク味を帯びた紫のグラデーション、大好きです。
枝物、難しいけれど、大好きです。
とっ散らかる備忘録をお読みいただきありがとうございます。本日のブログは、これにて終了です。
明日も素敵な1日をお過ごしくださいませ。
咲凜(えみり)さと
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