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ブーケ・切花を、少しでも長く楽しんで頂きたくて🤍

こんにちは
咲凛さとです。

花友さん主宰スクールの生徒さん達が、立て続けに、わたくしのnoteフォローいただいて。何が起きたかとビックリしました笑笑。

「ブーケに対する熱量を見習うためにフォローしなさい!」と花友さんが指示出されたそうで。みなさま、フォローいただきありがとうございます🤍嬉しいです!


花友さんのスクールは、こちらです♪


さてさて、本題に。

ブーケ・セラピーにご参加いただいくみなさまから、よく頂くご質問です。

「ブーケはどれぐらい持ちますか?」
「お花を長持ちさせるには、どうすれば
 いいですか?」

同じテーマ・花材なのに、ご参加者さまによって日持ちが異なることがあります。それは何故だろうか、と思いまして。

みなさまに、少しでも長くブーケや切花を楽しんで頂きたくて、わたくしなりの考察を綴ります📝ブーケ作品をトッピングに添えて🍨

あくまでも、わたくし個人の見解です。これが正解ではございません。みなさまも、工夫されながら色々試していただければと思います。

そして、疑問に思われることとか、試したらこうだったよなどをコメント欄にシェア頂けたら泣いて喜びます。

TwitterやインスタDMからでもwellcomeです🤍お待ちしています。

アップルタイザーの空き瓶めっちゃ使えます🤍

ブーケとしての日持ち

花材や季節によって異なります。
1週間前後が目安でしょうか。それ以上持つブーケもあります。ブーケをバラした後の花は、そこから更に2数週間近く持つことが多いです。1ヶ月以上持ったコもいます。

12月3日に開催した「カルメン」、カーネーションとラナンキュラスは、まだ咲いています🤍

先生によっては、4-5日経ったら結束紐を解いてブーケをバラして、花単体で楽しみなさいって仰る方もいらっしゃいます。

人それぞれお好みで良いと思います。傷み始めると、カビや臭いが発生しやすくなります。そうすると結束を外して傷んだコ達を外します。残りは、花瓶に活けたり。小瓶に分けて、家のあちこちに置いたりします。

結束したまま、傷んだり枯れたコを抜いて、ブーケのまま置いておくこともあります。

花を愛でる生活に慣れてしまいますと、「枯れる」感覚がわからなくなる域に達します笑笑。必然的に花持ちも長くなってしまのです。

秋のブーケなどは、枯れて散りゆく姿を愛でるのも醍醐味です。色合いが紅葉して、段々と茶色くなり、カサカサって枯れた葉っぱが落ちるのも凄く良いです🤍

枯れ感を愛でた幽玄のブーケ

花を長く楽しむには

草花にとって、湿気・蒸れは大敵です。
湿度が高いと花が呼吸できなくなります涙。人と同じです。

湿気が多いと、細菌やカビも繁殖しやすくなります。花瓶の水が濁ったり、茎が傷んだりします。夏に花持ちが一気に悪くなるのも、この理由からです。

雨に濡らすのも避けるべしです。
レッスン当日に雲行き怪しかったら、ブーケ用のエコバックもしくは大きなナイロン製の袋を持参されることをお勧めします。

ブーケ・セラピーのオプションとして、エコバッグもご準備しております♪

人が心地よい環境が、お花にも心地よく🤍

いただいた花瓶♪

1.束ねる時の握力

スパイラルの手にギュっと力が入りすぎて、茎を痛めると花持ちに影響するかと思います。

これから春にかけて、茎が柔らかい花々が多くなります。負荷が掛かりやすくなりますし、折れやすくなります涙。どうか、そっと優しく茎を握ってくださいませ🤍

わたくしのブーケ・セラピーでは、ご参加者さまと同じ花材を、わたくし自身も自費購入して用意しています。

サンプルを束ねる用と当日のアクシデント対応を兼ねています。お教室によっては、折れてしまうと交換され無いこともあります。

折った側の責任と言われればそれまでですが、凄く不自由感を感じます。そんな想いは味わっていただきたくないので、サンプル花材でできる範囲の交換対応を心掛けています。

花びらを触っただけで傷んでくる花もある、と伺ったこともあります。

優しく優しく扱われると嬉しいのは、花も人も同じです🤍

何よりも「折らない束ね方」をちゃんとお伝えできるように、こちらサイドが気をつけてまいります!!

レッスンで花材一部をお配りして、残り花材で束ねたブーケ

2.お家に着いたら真っ先にすること

お花も人と同じで、移動に疲れています。新しい環境に馴染むのも時間がかかります。

わたくしは、ブーケを抱えてお家に着いたら真っ先に風呂場直行です。

花桶に水を目一杯入れて、茎を数ミリカットして、結束よりも上、花の首元ギリギリまで水に浸けます。そのまま1-2時間放置です。その間に、花瓶を準備して人間もお茶して一休み🫖

3.専用花鋏めっちゃ大事!

花専用鋏を使うことも、めっちゃ大事です!!水を吸い上げる道管を守ってくれるから。花持ちにめちゃくちゃ影響します。

わたくしは、こちらのを愛用しています。わたくしのブーケ・セラピーでも、こちらのを使わせて頂いてます。レッスン用に一式揃えちゃいました。切れ味も抜群で、ストレス無く使えるから!

Amazonで、色を選ばなきゃ安く変えます。


4.花瓶とブーケの大きさ

ブーケの大きさに花瓶が合っているか

ブーケの大きさに対して、花瓶が小さいと湿気が籠ってしまいます。花瓶の口が狭すぎるのも避けた方が良いと個人的に思います。

夏場などによく観察すると、花瓶の内側に水滴が沢山付いていることがあります。花瓶内部の湿度が上がっている証拠です。

また、花瓶が小さいと、水の量も足りず枯れやすくなります。水は多過ぎても少なすぎてもよろしくないみたいで。

水少なめの花達
✔︎茎に産毛生えている花
✔︎球根系の花
✔︎茎が柔らかい花

例えば、ひまわりとかガーベラとか。チューリップやラナンキュラス、カラーとか
ひまわりのブーケ

だけどブーケは色んな花材が束ねてあるので、どれも満遍なく水に浸かることを最優先させます。

花瓶にそこまでお金掛けられない、どんな花瓶を選んで良いのかわからない… そんな方には、ブーケ・セラピーのオプションとして「花瓶ご提案」もございます♪

5.花瓶の水換え

真夏は1日2-3回変えないと、水がすぐ濁ってきます。秋口から春先2-3月くらいは、2日置きとか下手したら4日くらい変えなくても水綺麗な場合もあります。

濁りや臭いが出始めたら、水交換必須です。その前に変えるのがベターですが… ついうっかり忘れたりもしますので。

水を変える時は、花瓶を洗剤で洗うことをお勧めします。ヌメヌメしたり臭ってくるから。水だけを変えても、雑菌が残ったままだと直ぐに雑菌が繁殖します。

洗剤はなんでもいいです。台所のでもお風呂用のでも。わたくしは、百均の枝付きスポンジを2種類風呂場に常備してます。細いのと太いので、花瓶によって使い分けています♪

6.水揚げ作業

水を換える時に、草花の茎を数ミリカットします。断面を新しくして、水を吸いやすくするためです。水に浸けて切っていません。カットしたら直ぐに、綺麗な水の花瓶に入れてあげれば大丈夫です。

7.栄養剤の活用

わたくしは、殆ど使わないです笑笑。忘れちゃうのです。

習い始めたばかりの頃は、ペットボトルの空き容器に、必要分量の水と栄養剤を入れて、作り置きしていました。

ちゃんと計量して使わないと効果が薄れるそうです。花瓶にどれくらいの水の量を入れているのかなんて把握していないので、ペットボトル作り置きは便利です♪

栄養剤は、買って来たその日、ブーケを束ねた初日にだけ使います。あとは普通に水道水にしています。栄養剤を夏場に使うと、雑菌繁殖しやすくなるそうです。

花瓶の水濁りを抑えるために、夏は冷蔵庫に冷やした水道水を使ったり、保冷剤や氷を花瓶に入れるのもオススメです。

塩素をほんの数滴花瓶のお水に混ぜるのも良いそうです。わたくしは、塩素が苦手で試したことありません。

ゴーギャンのひまわりブーケ

8.お部屋の温度・湿度・換気・愛情を注ぐこと🤍

エアコンの風や直射日光の直撃は避けています。それ以外は、特に気にせず笑笑。朝起きたら、部屋の換気を真っ先にして。

ブーケや花へのお声がけも忘れていません笑笑
「綺麗だねー」「可愛いねー」「おはよう」「おやすみ」とか笑笑。

やっぱりね、人が心地よい環境が花も心地よいのです。夏場の外出時は、ブーケのために、設定温度28度にして除湿かけっぱなしです。

冬場、室内が暖かいと一気に花が開くことがあります。朝晩就寝中に部屋の温度下がって花びら閉じていたりします。

閉じたり開いたり頻繁にするとか、強く香りを放つのって、花もエネルギーを使うそうです。持ちにも影響するとかって聞きました。

冬場レッスン会場の温度を低めに設定しているのは、花を長持ちさせたいから… 

セッションお越し頂く際は、暖かい格好や薄手フリースとかレッグウォーマーなど防寒具お持ちいただくことをお勧めします⛄️🧣

あれやこれやと綴りました。ご質問などありましたらコメント欄までお願いします。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。
咲凛さと

「花も心地よい人、空間、環境が好き」

🤍ご案内🤍
ブーケ・セラピーにもぜひ来てくださいませ!