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ウエディングの仕事が教えてくれたこと

今日、車の運転をしながらふと思ったこと。

ウエディングの仕事から私は現時点ではなく少し先を考える力をもらえた
となんだかしみじみ感じた。

ウエディングの仕事をしている時は、本当に戦場で一つの判断で状況も大きく変わる。間違えればクレームだし、うまくいけば喜ばれる。
紙一重だねw今思うと。

現時点に立ちながらいかに周りを見ること次の展開を考えることが重要とされてきた。でもこれって、カップル様が違うんだから、全て違うのよ。つまりこれだからこうっていう正解が用意されていない。経験をしていくことでバリエーションが蓄えられて予想ができるだけ。けどさ、これってすごいことなんだよね。
よく先輩や上司はよく「気を遣えるか」をみていた。
ウエディング真っ最中の時は、あーまた。気を遣えって言われた・・・とかそれがだから何なんだ?って思っていたこともあった。

それってトレーニングやったんや!と今気づく。
そしてその考える力は私が生きる上でとても役に立っていると思うわけ。財産になるとはこのこと。

正解がない対応だからこそ、みる、聞く、体験するが必要だったし、それを気を遣うという言葉で表現してくれていただけだった。

たとえば、よくあるのは結婚式の時間が押している時、この気を遣えないと今言われた通りに、今言われるのを待つ、というのはとても時間がもったいない。次の展開を予想して準備しておく。誰も言ってくれなかったから、誰も教えてくれなかったから何もできませんでした。ってよく耳にしていたけどそれじゃあ遅い。というか意味がない。時間は進んでいるし、一歩引かずにむしろ前のめりに、わからないなりにできる行動が必ずある。押しちゃったから仕方ないの裏側にはどんだけ努力できたかなんじゃないかと思う。

あの子は気を遣えないからちょっと。っていう言葉も聞くことはあったけどそれは気を遣えないではなくて先を読む行動ができない/しようとしていないということ。

でもこれはウエディングだけに限らずで、普段の生活だってそうなんだよ。
気を遣うって聞くと、なんか精神的なもの?しんど。ってなりそうやけど、次の展開が見えているか考えられているかってすごくコミュニケーションをとる上でもチーム組む上でも大事。

私はそんな大事な能力をウエディングという仕事を通して手に入れた。

だからね、ふと、今取り組んでいるサークルの運営に呼ばなかった子がいて、仲良しだけど呼んでないのって。。。って言われてなんでやろ?って考えたわけですよ。それを考えていたらこれにたどり着いたというわけです。

今の中を生きる待ち人さんでもいいんだよ。
でも私は待ち人さんとはタッグは組めないんだな。
答えを待つよりも考えトライしてくる方が気持ちが届くし、言われたことを待って言われたことをすることは誰でもできる。だから悪いわけじゃないけど、私は努力してそれでも答えが出なかった人を助けたいと思う。苦労しなさいとは言わないけど、自分がどう見えるか?自分が得をするか?自分主体なのって諸先輩のいう「気を遣ってこなかった人」なんだと思う。もちろん、自分が、自分はって大事なんだけど、じゃあ相手は?相手はどう思うか?相手はどうして欲しいか?相手のことも頭で考えられる人が私は信用できるし可愛いと思うんだなと思った。

本当に人生には活きることしかない。

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