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生い立ち〜変化〜

みなさんこんばんわ!

お立ち寄りいただきありがとうございます。

通勤時間を利用して毎日ポチポチ書いています。

昔を思い出しながら文章を作る作業は脳ミソが活性化されている感じがしていいですね!
熱中し過ぎて乗り過ごしそうになりますが(笑)

前回からの続きになります。
過去の記事はこちらからどうぞ↓↓↓

生い立ち〜幼少期編〜
#note https://note.com/satocima_com/n/ne47deadbc253

生い立ち〜幼少期を経て外の世界へ〜
#note https://note.com/satocima_com/n/nce870ea5542c

それでは
生い立ち〜変化〜

始めましょう。

その時は突然にやってきました、、、

あれは、小学二年生の三学期の確か1月か2月頃だったと思います。

特別なことも無く授業も終わり、下駄箱で、

ポケット裏返して
ほら、ポケットモンスタ〜!!笑笑笑

なんて馬鹿な事をやってたのを鮮明に覚えてます

下駄箱で靴を履き外に出ると、、、なんと、目の前に母親が立ってるんですよ、、、目を疑いましたね、何も言ってなかったしな〜
と、不思議に思いながら母親のもとに行くと。

母親
「おかえり〜これから親戚のおばちゃん家行くからね!」

と、完全に???状態
おまけに、車でお迎え付き。

暫くすると兄もわけも分からず車に乗せられ、車には父親ではない、知らないおじさん(後々分かったのですが、母親のお兄さんでした)の運転する車に乗り学校を後にしました。

この時はどこかに遊びに行くくらいにしか考えていませんでした、、、

もう二度とここには戻れないとも知らずに、、、

物心着いてから、家の車はいわゆるワンボックスタイプでした、しかし、お迎えの車は確かクラウン、いわゆるセダンタイプで目線が低いんですね。

それが新鮮で窓を開けてスピードを楽しんでたのを覚えてます。

それから小一時間くらい走り、知らない街で車は止まりました。
車から降りて周りを見渡すと、開発途中の住宅街というような雰囲気、周りにチラホラ空き地もあります。

ここで1つ嫌な予感がします、、、
、、、ワンワン!、、、ワンワン!!
そう、犬の鳴き声がするですね。
それも、母親達が入っていく家の中から、、、

小さい頃の僕は犬が嫌いでした。
田舎だったので野良犬も多く、追っかけられたり、吠えられたり、噛まれたって話を聞いたりしていたので、犬=怖い生き物として認識されていました。

玄関前で立ちすくんでいました。
この家の中には犬が居る!!
一気に帰りたくなりました。
家には犬も居ないし、大好きなおばあちゃんと、お気に入りのブロックのおもちゃもあります。

玄関には親戚のおばちゃん(母親の姉)が待っていました。
ふくよかな体型の見るからに優しそうな人です。
しかし、家の中には犬が居ます。
それを見かねてか、犬達をキッチンに閉じ込めてくれました。

これでやっと家に入れます。

まぁ夜になれば家に帰れるだろう、ちょっと辛抱だ
そう思い家に入りました。

控えめに言って、僕には快適とは言える空間ではありませんでした。
謎の獣臭、ヨーロッパ風の家具、、、犬の存在、2階からは猫の鳴き声もします。

純和風の畳の上で育った僕には何とも落ち着かない空間です。

そして、夜になりました。
夜になると、その家の家族が集まります。

親戚のおばちゃん、その旦那さん、三姉妹のお姉さん達、、、みんな優しい人達です。

そしてここで、家には帰らない事を知らされます。

理由は全然分かりませんでした。

しかし、一つだけ様子が違う事は分かりました。
母親です、
とっても具合が悪そうに布団に寝ていました。

子供ながらに何か納得しなくてはいけない気がして、、、グズって泣いたという記憶はありません。

もう今となってはその後の記憶はほとんどありません。
母親が寝たきりになってた記憶もほとんどありません。

学校も行くこともなく、何日経ったか分かりませんが、恐らく1週間ほどしか経ってないんでしょうかね。

父親が会いにきました。

家に入る事はなく、車の中で話をしました。
いつもの慣れた車の中がとても新鮮に感じました。

父親
「お父さんとお母さん、どっちと暮らしたい?」

しばらくの沈黙の中、突然飛んできた言葉

何が何だか分からなくて僕は

「おばあちゃんと暮らしたい」

なんてふざけて言った気がします。
あながちふざけてもなかったんですけどね(笑)

祖母と一緒に田舎に住もうってホントに話してた事があったんですよ。
まるで予知してたかのように(笑)
僕と祖母とでお気に入りの街があったんです。
一度も行ったことはなかったんですけどね(笑)

そんなこんなで、兄が父親とほとんど話してましたね。

僕からすると父親は怖い存在だったので、母親と暮らす事になんの不満もありませんでした。犬は嫌でしたけど
それより、祖母と暮らせなくなる事の方が僕には重大な事態です。
友達にも会えなくなるは嫌でした。

色々な事が突然過ぎました。

突然にやってきた街は、新しく出来たばかりの街で周りには新築を建てて引っ越してくる人が毎月のようにいました。
そのためか、子供が沢山いました。

学校に行き始める前から、近所の子と遊ばせて貰ってはいました。
相変わらず人見知りはしなかったですが、何となく楽しくないんです、理由は分かりませんでした。

そうこうしているうちに、色々な手続きが済んだのか新しい学校に行くことになりました。

いつものように、また明日ね〜!!って別れた友達とは、あれから1度も会うこともなく、、、さようならも言えず、、、きっとこの先も会えないでしょう。

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つづく

ここまで読んでいただきありがとうございます!

続き気になって頂けますかね?
フォロー、スキ、コメント沢山お待ちしております!
出来るだけ毎日更新しようと思っています。

引き続きよろしくお願いします。

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