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困って人が見えるもの

実家を出て約3年。
仕事から帰ってきたら
すぐにせこせこと家事をする毎日。

ご飯も自分が作らないとないし、
お風呂も自分がやらないと入れない。
洗濯も自分がやらないとたまるし、
掃除も自分がやらないとほこりがたまる。

実家で暮らしていたときの、
家に帰るだけでご飯もお風呂も用意されていて
洗濯も掃除も毎日してくれる生活は
とても贅沢なことだったんだと。
やってもらって当たり前、になっていた
自分がすごく恥ずかしい。

でも。
きっとこれは経験しないとわからないと思う。

当たり前って、
もはや自分の当たり前になってることだから
改めて考えることなんて
せいぜい困ったときだ。

水に潜ると息ができなくて苦しくて
息するって大事だなとか、
ほんとうに自分が困らないと当たり前の有難さになんて気づかないと思う。

だから
自分が困った体験をしてきた人は
たくさんの当たり前の有難みが
わかる人なんだと思う。

そう思ったら"困る"ってことも
案外必要なことなのかもしれない。

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