ジャニオタ、ナポリの男たちにハマるの巻

今回、人生で初めてnoteに登録をして気持ちを残して置きたくなった。

理由はそう、タイトルの通り私は「ナポリの男たち」という実況グループの沼にドボンとハマって抜け出せなくなったのだ。

彼らを知ってからここまでたった数ヶ月の出来事ではあるが、新鮮なうちに記録に残して置かなければ勿体ない!

そう思ったため、彼らを知ったきっかけから今に至るまでの私の清々しいほどの転げ落ち方を是非とも形に残して起きたいと思う。


①ナポリの男たちとの出会い


まずは最初に彼らを知ったきっかけから話していきたいと思う。

いま思えばこのご時世、きっかけ自体はそんなに珍しいものでもないかとは思う。

コロナ情勢の中の自粛期間、わたしは仕事柄リモートワークにはならなかったが出勤人数の調整のために普段は土日祝休みであるところを不規則なシフト出勤に変更になっていた。今年の4月下旬頃の話である。

これまで連休に慣れていたせいか2日連続で休みがあれば1日は出掛ける気力が湧くものの、明日も仕事となれば話が別で一切動く気力が出なかった。

確かに自粛要請もあったため、今よりも外出する機会がなく、必然と家にいる時間が増えていた。

わたし自身は元々インドアな性格であるため自粛期間は人と会わなくてずっと家に引きこもれるしラッキー♪くらいの気持ちでいたものの

唯一懸念があるとすれば、タイトルにもある通りジャニーズのオタクでもあるわたしは悉く中止になっていくライブやイベントへのどうしようもない気持ちをもて余していた。

また上記に加え、この頃ちょうどわたしが推しているアイドルが自粛をすることになり、わたしの中のほとんどを占めていたジャニーズの割合が落ち着き

家にずっと居られるのは良いが持っているゲームも一通りやり尽くし、アニメを観て、声優さんの配信をみてソシャゲを周回し……というような毎日を過ごしていた。

きっかけとなる日、いつものようにYouTubeで次に観るゲーム実況を探していたところ「あぁ、そういえば逆転裁判の実況ないかなぁ……」とタイトルで検索をかけていた。

このシリーズのファンであるわたしはソフトを所有しているものの、何度も周回しているため逆転裁判(以下逆裁)を初めてやる人の新鮮なリアクションがみてみたいと思っていた。

そこで検索の一番上に出てきたのがそう、ナポリの男たちのメンバーであるすぎる氏(以下敬称略)の「【PS4】逆転裁判123成歩堂セレクション」の実況プレイ動画である。

そう、最初の入口はすぎるだった。

動画を再生してまず思ったこと



「声が大きい」


今でこそこれが彼の個性であり魅力であり大好きなところではあるが、声優さんのゲーム実況を中心に観ていた当時のわたしには少し衝撃だった。

わたしの大好きな作中のキャラクターである御剣(みつるぎ)検事に対して謎の「おけん」呼び。「(なんやこいつ……。)」と最初思っていたことは記憶に新しい。

逆裁配信の規約上ノーカットで配信していたのだが、シリーズのプレイが初めてだから仕方ないことではあるも操作にモタつきがあるのも少し気になっていた。

だがこうした最初に感じていた印象も回を重ねる毎に少しずつ見方が変わっていったのである。


操作にモタつく度に『ごめんなぁ……』と視聴者に謝り、『反省やわぁ……』とガチへこみするすぎるに対して


(ハ……?可愛いやんけ)


と心の中の姉御が飛び出してきました。

裁判ゲームである性質上、少し難しい単語が出てきた際に『なぁみんな!○○って知ってる!?○○って言うのはなぁ……』

と意気揚々と語るすぎるを観て

(あぁ……まるで覚えたて単語を"ねえねぇ"ってすぐ親に伝えたがる少年みたいだなぁ……)

と謎の母性も目覚め始めました。

ネタバレになるので内容については触れないが、キャラクターに対してあだ名を付けるのも愛着があるからこそであり

最後にはキャラクターに感情移入しすぎてガチ泣きしてるすぎるに対して、シリーズのファンとして本当に心からの感謝を伝えたかった。

そんなこんなで実況者すぎるの魅力を浴びたわたしは、関連動画に出てくるすぎるの他の実況を探し始めたのである。


そして、次に手を出した動画がナポリの男たちグループ実況である「ポケモン初代4色対戦の旅」である。

当時、ナポリの"ナ"の字も知らなかったわたしは「へぇ、よく分からないけど実況者もグループ組んで集まるんだなぁ……個々でもやるけどユニットも組むって4TOPS(知らない人はぐぐってネ)みたいなもんかぁ……」と適当に納得していた。

当初まだすぎるしか知らなかったわたしは、すぎる目線で動画を観ていたため、中々ポケモン勝負で結果が出ないすぎるに対して心の中でずっとエールを送っていた。

他の3人に関しては1㍉も情報が分からなかったが、配信を1回、2回とみていくうちに芽生えていた第一印象が下記の通りである。



蘭たん→大学生か…?若そう

shu3→喋り方が優しい変態

hacchi→頭良さそう



………………はい。


大体こんな感じである。

そしてわたしはここで新たな発見をすることになる。



え……実況者のグループにもメンバーカラーがあるの????


そう、これは私がナポ男にハマって驚いたことの1つである。


メンバーカラーといえばジャニーズも含めアイドル文化が発祥だと思っていたのだが

メンバーカラー制度があることで、当初すぎるしか知らなかったわたしも他の3人のことを"フーディンの紫の人"、"JKパーティの青の人"、"ポケモンの強い緑の人"と認識することができた。

メンバーカラー制度、ありがてぇ………そして芽生えた親近感。

まだメンバー全員のことは分からなかったが、ここからわたしはYouTubeの関連動画に出てくるゲーム動画を漁ることになる。

ARK、どう森、リムワ、バイオ、どこでもいっしょ、記念配信………とにかく気になるものは全部みた。


そこでついに再生リストにある「チャンネル放送まとめ」に辿り着いた。

「歌倉庫」含め彼らの活動がよく分かっていなかったため、とりあえず好奇心で聴いてみたのだが


とにかく全部が面白かった。


「"まとめ"ということはまだこれは隠された内の一部……?こんなに面白いものがまだまだあるなんて冗談では………」

と、もっと彼らのことが知りたい好奇心と共にこれ以上知ったら確実に好きになってしまう恐怖の狭間で揺れていた。


いま思えばそう思ってる時点で既に手遅れなのだが

「いや……まだ4人の中で推し!!!っていう人がいるわけじゃないし大丈夫。」

まぁまぁまぁと自分に言い聞かせ、ちょっとニコニコ動画を覗いてみることにした。


そしてわたしは、運命の動画と出会うことになる。


②推しができました


わたしがニコ動を観たタイミングでは視聴者ランキングで選ばれた動画が一部無料公開されていたため、ありがたいことに一度に多量のナポ男を浴びることができた。(正直、過剰摂取で倒れるかと思った)


そしてついにわたしは出会ってしまったのである。


そう、「クリスマス色男選手権2016」に



ここまでわたしはYouTubeのゲーム実況動画と無料放送数本を観ていたわけだが

すぎると蘭たんは分かるものの、正直hacchiとshu3の声の聞き分けが出来ていなかった。

前者の2人に比べ口数は多くなくどちらかと言えば大人しい……しいて言えばshu3の方がゆったりと優しい口調かなといったイメージであった。

クリスマス色男選手権をポチりと再生し始め、「蘭たん本当に女役上手だな………」などとぼんやり聴いていたわたしだったが


45:59


「舞い戻ってきました」


この一言から始まったデートプラン……


わたしは天才に出会ってしまった。

この人天才。めっちゃ好き。

高圧サイコクズ野郎(の役)のhacchiにと心が踊ってきめいてしまった。


ここからはもう、hacchiへの好きが止まらなかった。

これはオタク特有かもしれないが、落ちた瞬間を自覚してから沼落ちのスピードは尋常じゃない早さを誇る。

メンカラが緑の人にハマるのは初めてだ。

秒でチャンネル会員に登録し、"hacchi"と名のつく動画をとにかく漁った。

しかし企画動画の担当がhacchi回でなくてもその他雑談も4人の醸し出す雰囲気とトークな全部ぜんぶが面白いので困ってしまう。

彼らのことがもっともっともっと知りたいのにあれ…………


全然観終わらねぇ……(←今ココ)


各々全員、できること好きなことをいつまでも同性の友達とわちゃわちゃしてる感じが本当にたまらなく好きだし

すべて自分たちで企画→プレゼン→実行に至るその行動力と技術力と何よりセンスが本当に凄い。

怪人スーツしかり、新しいことにも続々と挑戦していくその姿がかっこいいし、本当に普段は社会人してるのか?と不思議になるレベル

もっと早く彼らのことが知りたかった。ナポリの展にも行きたかった。グッズも欲しかった。もっと早く出会っていれば………

正直、後悔が止めどなく溢れてしまうし、悔しい気持ちも出てきてしまう。


しかし後悔してもキリがない。


わたしはまだまだ彼らのことを知ったばかり。

動画だってまだ彼らのチャンネルの5分の1程度しか観きれていない。

個人動画も合わせたら観きるのに何ヵ月も何年もかかる。

しかしその間にも彼らはきっと新たな企画や動画を提供してくれるであろう。

この先数年間、「楽しい」と「幸せ」が約束された。こんな素晴らしいことはない。


女児じゃないけどサンリオコラボも買う。いい年だけど買わせてくれ。

一緒にナポ男を応援して語り合う友達だって欲しい。

これからまだまだ楽しみがたくさんある。

ジャニーズにゲームに漫画にソシャゲに声優さんに只でさえわたしの多い趣味にまた1つナポ男という楽しみが加わった。

生き甲斐を与えてくれてありがとう。