雑談。

こんばんは。佐藤です。

前々からこういうことよく言われていますよね。「テレビばっかり見てるとばかになる」。それについてちょっと思ったこと。

念のため言っておきますけど、今日の内容はテレビ番組とかをdisる内容じゃない(テレビが最近面白くないって話はよく聞くし僕もあまり見ないけど)ので勘違いしないでね!

先日、こんな感じでnoteの文章を打っていた時のこと。とあるカフェで色々考えながら書いていたのですが、目を上げると、お店の外に電光掲示板が。そこには次から次へのアニメーションでいろんな情報が流れてくるんですが、ふと気づくとその内容を思考が追いかけているんですよね。特に何か求めている情報があるわけでもないのに。というか次から次へといろんな「イメージ」が流れ込んでくるから、他の思考がどこかにいっちゃう感覚。

もちろん、それまでに頭の中で考えていた文章の構成や、思い浮かんでいた内容もすっかり消し飛んじゃっていました(その時はすぐに思い出せたのでよかったですが……)。

その時にさっき上に書いた格言(?)の意味が、「ああこれか」とわかったのです。次から次へと流れてくるイメージだけに思考を委ねていると、頭の中に入った感覚はあっても考えていないので、記憶に定着はしない。ちょっとゾッとしました。今巷には「映像」という情報媒体がありふれています。知らず知らずのうちにいろんなイメージに晒されていて何かを知った気になっていても、それはそんな気になっただけ。

この状況から脱するには「思考」することが、やはり大事なのだと思いました。思考する、考えることで情報を得るという受け身の姿勢から、その情報に対して、能動的に対することになる。このプロセスを経ることで記憶の中にしっかり定着する。だからもちろん、映像自体がダメということではないのです。それに触れる際、情報を得ながら思考することが大切ということ。あと他にも、活字を読んで理解していくプロセスは頭の中にイメージを作ることになるから、それも思考することのひとつの練習法になるのかもしれませんね。


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