記録_LI

それはやっぱり監視なのかな?

 子ども達が自分で教材を決めて自分で進んでいく方法は何だろうと考えながら半年が過ぎました。

 子ども達は、色々考えながら進んではいるものの、適当になる部分やいいかげんになる部分も出て来ます。それは、私の考える適当やいいかげんなので、子ども達にとってはどうなんだろう?と記録を読みながら考えたり、悩んだりします。

 それにしてもやっぱりいいかげんになっているだろうと思えて、少し声をかけてみました。本当に何となくではありますが、私の視線を何度も気にしていた様にも感じたので、

「本当にその状態のいいのかな?」

と声をかけてみました。

その日は少し怒った様にその日の学びを終え、その声掛けは本当に良かったか?と自分に問い直す日でした。

 昨日、彼の学びの状態は少し変化がありました。

「自分で解く」と言うのは、楽しい事でもあります。

今までの自分の力を全て使うその面白さは、それを知るともっと楽しい事を知る事が出来るのだと思えます。そんな状態を感じる学びでした。

 子ども達の状態を見る事は、その答えがはっきりしたものではないので、全くの主観でしかありません。そうしてみていく事自体が、監視なのかなと感じる事もあります。

「お互いに自由に学び合う」とは、本当にどう言う状態なんだろうと考え続ける日々です。

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