見出し画像

NOAAのGOES-U衛星が軌道へ

米国海洋大気庁(NOAA)の気象衛星GOES-Uが、スペースX社のファルコンヘビーロケットで打ち上げられた後、最終軌道位置に向かっています。この衛星は、気象予報、暴風雨の追跡、気候監視のためのデータを提供します。

SpaceX社は7月25日午後5時25分(米国東部時間)、フロリダ州のNASAケネディ宇宙センターからファルコンヘビーロケットで衛星を打ち上げました。ミッション・マネージャーは打ち上げ後、衛星の太陽電池アレイが正常に展開し、衛星が自力で稼働していることを確認しました。

ロッキード・マーティン社によって製造されたGOES-Uは、NOAAの静止運用環境衛星(GOES)-Rシリーズ4機の最後の衛星となります。この衛星は、米国とメキシコを含む北米の大部分、中南米、カリブ海、大西洋からアフリカ西岸にかけての気象画像、大気測定、雷活動のリアルタイムマッピング、重要な宇宙気象観測を提供します。

衛星は約2週間かけて静止軌道(GEO)に到達します。軌道に到達すると、GOES-19と改名されます。

「GOESは、気象学者や水文学者にとって、最も貴重な観測ツールのひとつです。」とNOAA国立気象局長のケン・グラハムは言います。「この衛星は、ハリケーン、火災、激しい嵐、そして地磁気嵐に対する警告のリードタイムを拡大する新しいコロナグラフを含む他の生命を救うアプリケーションのための現在の画像処理能力を追加します。」

【原文へ】NOAA’s GOES-U Satellite is On its Way to Orbit

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?