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Rohde & SchwarzとViavi、LEO、MEO、GEO衛星用のデジタルツインテストベッドを発表

無線通信技術企業の Rohde & Schwarz (R&S) 社と Viavi Solutions 社は、無線ラボのテストソリューションに関する共同パートナーシップの拡大に調印しました。両社はこのパートナーシップに、低軌道(LEO)、中軌道(MEO)、静止軌道(GEO)をカバーする、両社が共同開発した非地上波ネットワーク(NTN)デジタルツインテストベッドの展開が含まれると発表しました。

このテストベッドには、R&SのCMX500移動通信ネットワーク・テスターと、ViaviのTM500-AS2が含まれています。TM500-AS2は、世界のネットワーク機器メーカーが基地局テストに使用しているフラッグシップ機の簡素化バージョンで、3GPPプロトコルをサポートしており、ViaviのTeraVM Real Data Applications(RDA)エンジンも搭載されています。

R&Sによると、このテストベッドの使用例には次のようなものがあります。

  • エンド・ツー・エンドの接続性と性能の検証

  • さまざまなタイプのUEを使用した広いカバレッジ・エリアでのサービス品質の測定

  • 衛星とUEの両方の距離、速度、移動性に対応したエンドユーザー・アプリケーションの性能、信頼性と安定性

R&Sのマーケットセグメント無線通信担当副社長であるアレクサンダー・パブスト(Alexander Pabst)氏は、発表の中で次のように述べています。「市場をリードする当社の製品を組み合わせることで、顧客の問題にスマートな方法で対処するソリューションを生み出すことができます。エネルギー効率テストは業界の神経を逆なでし、より小さなフットプリントのセットアップは、コンフォーマンスの右往左往する新しいセグメントのニーズに応えます。さらに、NTNにとって最もコンパクトなデジタルツインソリューションにより、我々の協力関係が宇宙にまで広がっていることを非常に嬉しく思います。」

【原文へ】Rohde & Schwarz and Viavi Unveil Digital Twin Testbed for LEO, MEO, and GEO Satellites

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