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SynspectiveがRocketLabと過去最大の打ち上げ契約を締結

日本のレーダー会社Synspectiveは、Rocket Labと10回の打ち上げ契約を結びました。打ち上げは2025年から2027年にかけてニュージーランドから行われます。

Rocket LabはSynpectiveの唯一の打ち上げプロバイダーであり、2020年以降、同社のために4回の単衛星ミッションを打ち上げてきました。Synpectiveは、打上げ契約には含まれないが、今年、他に2つのRocket Labのミッションを予約しています。

Synspectiveは、雲や夜間を通して地球のデータを取得できる合成開口レーダー(SAR)コンステレーションを構築しています。これは、洪水、都市開発、建設、インフラ監視などの災害救助に使用されます。

Synpectiveの創設者兼CEOである新井元行氏は、この契約はSynpectiveが衛星コンステレーションを構築し、サービスを拡大するための「強固な基盤と自信」を与えると述べています。この契約により、Synpectiveは打上げスケジュールや各衛星の正確な展開パラメータをコントロールできるようになります。

「Rocket Labが我々のビジネスを前進させる上で重要な役割を果たしてくれたことに感謝しています。私たちは、SAR衛星コンステレーションの構築を皮切りに、地球環境と経済活動の可視化と分析を可能にする分析プラットフォームの構築を進めていきます。これらの取り組みは、私たちの世代が人類の活動を持続可能なものとし、地球環境の変化や資源の枯渇といった課題に対処していくことにつながります。」

【原文へ】Synspective Signs Largest Rocket Lab Launch Contract to Date

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