EnduroSat社がボツワナ初の人工衛星を製造へ
EnduroSatは、ボツワナ初の人工衛星の建設を支援するアフリカでの画期的な契約に調印しました。EnduroSatは、ボツワナ国際科学技術大学(BIUST)と協力して、同国初の人工衛星BOTSAT-1を製造します。EnduroSatは7月3日、この契約を発表しました。
BOTSAT-1は、搭載されたハイパースペクトルカメラのペイロードを使用して、地面や土壌の内容に関する重要な情報を提供することにより、地元の農業や鉱業に直接利益をもたらします。この新しい宇宙データにより、BIUSTは意思決定者に長期計画や投資のための情報を提供することを目指しています。
このミッションは、ボツワナで技術およびミッション運用の実地経験を積むことを目的としています。BIUSTのエンジニアは、ブルガリアのソフィアにいるEnduroSatチームに参加し、衛星の組み立てとペイロードの統合を完了する予定です。BIUSTは、SpaceOpsソフトウェアを通じて、衛星のソフトウェア・フレキシブル・アーキテクチャを最大限に活用します。
衛星は2025年2月までにSpaceXのTransporter-13ミッションで打ち上げられる予定です。
BIUSTの副学長であるOtlogetswe Totolo教授は声明の中で、「BIUSTは大きな成長の可能性を秘めており、この事業においてEnduroSatをパートナーに選んだことを誇りに思います。彼らのチームは非常に献身的で、良い影響を与えることに集中しています。彼らの組織が長期的な戦略的成長ビジョンを持っており、それに厳格に従っているという事実は、彼らが強大な宇宙プログラムを製造することを可能にするでしょう。」と述べました。
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