ここが好きだよ阿部亮平さん ⑮語彙の方向性に少なからずオタク色を感じられるときがあるところ

 もう主語と述語がめちゃくちゃだよ

 阿部さんのことを好きになってからというもの人生の通過速度があまりにも速すぎてずっと大混乱しているのだけど、この阿部さん’s好き好きポイント大発表会も折り返し地点……つまり阿部さんの誕生日まであとほぼ2週間ってことか……!と思うと、改めて驚くと同時にしみじみしてしまう。 しみじみっていうか何もかも間に合ってなさすぎて放心してるだけなんですけど。
 これまでの阿部さんのお誕生日やメモリアルな日はというと、私はその頃まだインターネットに自我を放流していなかったので暗い部屋でファンレターを書いていたこと以外本当に何をしていたか覚えていないのだけど、物凄い熱量で何かをしていたらしい“““こころの動き”””だけははっきりと覚えていて、怖いな~と思いました。えっ何の話?

ここが好きだよ阿部亮平さん ⑧語彙の方向性に少なからずオタク色を感じられるときがあるところ


 私は元々文章を読むのが好きなのだけど、そのせいもあって気になっているキャラクターや人物の書いた文章が琴線に触れると、好感度の階段を8段飛ばしくらい(脚なが〜)で突き進んで大大大好きになってしまう傾向がある。
 そういうわけなので、私は阿部さんのことも階段12段飛ばしくらい(脚なが〜)で大大大好きになってしまったのだ。

 普段阿部さんの文章を読む機会としておそらく一番多いのがブログなのだが、阿部さんのブログはいつもサービス精神と遊び心と美しい構成と可愛さとかっこよさとなんかもう色々色々がギチギチに詰め込まれているため、本当に栄養価が高い。阿部さんのお人柄が文章にはっきり写し出されているようで、読むたびに大好かざるを得ない!(そんな日本語はない)

 ただ、私が初めて阿部さんのブログを読んだとき、「なんか“あとがき”っぽいかも……」と思ってしまったのも、もはや動かすことの出来ない事実なのである。

 もちろんここに誹りやイジりの意図は一切ないのだけど、これまで私(オタク)がアイドルの文章を読んで実家のような安心感を覚えることってなかったので、これってどういうことですか? と若干混乱してしまったのだ。たとえばSnow Manだと佐久間くんがめっちゃオタクであるということは知っていたし、私もめっちゃオタクなので(一緒にすんな)佐久間くんの文章やブログの内容に親近感を覚えてもおかしくないようなものの、どうして阿部さんの文章に親近感を覚えるのかしら……私って阿部さんのことが好きすぎるのかもしれない……と思ったりしたわけである。
 今思えば、それこそ阿部さんの文章にある「伝えたさ」みたいなものが、オタク(一人称)のインプット・アウトプットしてきた文章と馴染むところがあったのかもしれないけど……でもまあ、普通にそれオタクの語彙じゃないですか!? と思うことも割とあったりするんですけど……

 ところでこれは常々感じることなのだけど、心の中にあるものを正しく等しく転写して言葉にあらわすのって、本当に本当に本当に難しすぎると思うのだ。
 自分の中にしまわれている状態の感情や情報は文字を介さず直接脳に繋がっているわけだけど、これを他者に伝えようとすると、言葉なり表情なりの伝達ツールに預けなければならなくなる。そしてそのツールの精度は個人個人の性質に大きく依存しているし、既存の言葉に当てはめた途端意味がズレてしまうことだってある。
 結局自分の内部にあるものと出力した文字列の間に生じるズレを少しでも減らすには「最適な語彙を使用する」ことくらいしか努力のしようもない気がしていたのだけど、そこにおいて阿部さんは、自身の言葉の出力にと〜〜っても丁寧な意識を向けているな〜〜という印象が強いのだ。
 あまり触れたい話題でもないんだけど、アイドルという職業上伝わらなさでままならない思いをしたことも少なくないんだろうな……実際言ってたし……というアレもあり、だからこそ手放しで阿部さんは語彙が豊富! つまり伝達の天才!と言ってしまうことにも若干抵抗はあった。ただ阿部さんって多分良い意味で諦めが悪いので、伝わらなさを抱えてもなお様々な工夫と配慮の上で““伝えるための言葉””を使ってお話をしてくれるのだ。そのためにわざわざ膝を折って寄り添ってくれる姿勢こそが、阿部さんの大好きBIG LOVEポインツなのである。

 で、阿部さんの豊かな語彙の中には結構オタク的なものもあるよね〜という話だ。←なんでこっち本題なんですか?

 阿部さんのいる方向を眺めていると、オタク特有の言語表現とか、オタク特有の熱量とか、そもそもそれ使ってるのオタクしかおらんやろみたいな語彙とかがたまに……ちょくちょく……聞こえてくることがある。ただこれに関しては大概佐久間くんが隣にいるときが多いというか、普通にあべさくがオタクっぽい会話をしてるので「あっオタクだ!」と思ってしまうだけなのけど、そこにおいては阿部さんのスポンジ力(ぢから)……いや適応力……つまりはオタク適性がある(けどオタクではない)ということなのかしらね……と勝手に思っている。阿部さんを見ているとオタクっぽい! と思うところと全然オタクじゃない! と思うところがあって普通に混乱するのだが、アクスタ然りオタクの挙動に興味を持って調べたり考えたり真似したりしてくれているんだろうなということはわかるから、その凄まじい吸引力にいつだって恐れ混じりの変な喜びを覚えてしまうのだ。

 あとゆり組を尊ぶ阿部さんとかコンビにエモを感じる阿部さんとか、割と様々な場面で「オタクがやるテンションの上がり方」をしている阿部さんを目にすることもある。ゆり組への反応速度がオタクのTLくらい速い阿部さんを見ていると、もはや清々しい達成感まで生まれるくらいだ。ゆり組と阿部さんってスポーツなのかもしれない。

 スポーツ


 何にせよ、阿部さんが完全にオタクの熱量でテンションあげぽよになっているところを見るのもオタク(一人称)にとっては嬉しかったりもする。
 でもゲームしてるときにはテンションあげぽよっていうよりめっちゃ優し指示的確情緒温厚フラットタイプなの凄くないですか? まさかここで別の大好きポイントがフェードインしてくると思ってなかった。完全に死角だった。しかもフラットな上にめちゃくちゃゲームが上手いなんてずるい! 私はゲームが上手い人が大好きなのだ!←知らんがな

 阿部さんにオタクっぽさを感じるタイミングとして「大概佐久間くんが隣にいる」と書いたが、これに関してはオタクっぽいというよりも「あべさくがあべさくしてる」という方が適切なのかもしれない。たとえ発生しているあべさくの内訳にオタク語彙が含まれていたとしても、「オタク」よりもずっと手前のレイヤーに「あべさく」がいるのだから、それはもはやオタクの呼吸ではなくあべさくの呼吸なのである。
 私は阿部さんと佐久間くんのラジオが大好きなのだけど、その理由のひとつに「テンポ感の良さ」がある。お互いのボケもツッコミも完全に理解していてフリに対するレスポンスも完璧で、片方が妙なはしゃぎ方をしはじめてももう片方が即座に同じ世界線に立って隣ではしゃぐなりシバくなりの物理干渉ができる。“共通点ゼロ”なのにも関わらずどの数値にチューニングを合わせれば互いの世界にアクセスできるのかをわかりきっている(※アクセスするかどうかはさておき)ところが、あべさくのスーパーあべさくポイントなのだと思う。なんで急にこんなあべさくの話してるんですか!? 何!?!? 誰の仕業!?!? ていうか本題よりあべさくの話の方が長くない!?!? なんで!??!!!?


 阿部さんのお誕生日まで、あと16日! この先も阿部さんと佐久間さんがアクセル全開エンジンぶっぱで文字数が多い会話をしながらゲラゲラ笑っているところをずっと眺めていられますように!!!!!!←あ!!! コイツ!!! 多分あべさくの話がしたかっただけです!!! 捕まえてください!!!!!!!


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