新規メンバーをマネジメントするということ

2020年は1月からスタートしていますが、4月も私にとって気持ちが心機一転するというか新しい気持ちで物事に取り組める、もう一つのスタート時期です。

フリーランスで活動していることもあり、様々な局面で働かせて頂いています。そんな中で思うことを日々書き留めていきます。そして、文章を書く力をnoteを通して養っていきたいと思います。
そんな私は、2018年から現在まで小学生・中学生(たまに高校生)の運動能力測定でのイベントスタッフをさせて頂いております。

このイベントのスタッフ業務としては、①子供たちの運動能力を測定する測定スタッフ、②測定結果から保護者、子どもたちにアドバイスを行うスタッフ、この2つの業務がメインになります。1年も経てば基本的な事は誰でもできるような簡単な業務です。もちろんアドバイスはその時々で臨機応変さが必要になりますが。

ちょうど2018年の終わり頃から事業の人材を今まで以上に増やすべく、スタッフとして呼ぶメンバーを私たちも初見の学生達にシフトチェンジしていこうという流れになり、そこで私がその新規メンバーの管理をする立場として活動していく事になりました。

安心と安全の確保を徹底する

最初の新規メンバーは後輩が開いた学生イベントをプラットフォームに集客をかけ、子どもに興味のある学生を集めていきました。ここで当時メンバーのマネジメントなんてやった事ない私はイベント終わりに新規学生からの感想を共通の知り合いを通して聞くことになりました。

正直、子どもは好きだけど友達がいないのはきつい。」と。案の定次からその子は中々参加してもらえなくなってしまいました。これからも測定会に参加してもらい、育成していくはずだったメンバーのリピートに繋がらない。これは異常事態です。

そこで次のイベントからは1人での参加をできるだけ防ぐべく、グループでの参加を促しました。グループのくくりは何でも良いです。同じ学校、同じスポーツ、イベント内で仲良くなった、などなど。「赤信号みんなで渡れば怖くない」精神です。

するとどうでしょう。元々子どもの事は好きな学生達ではあったので業務についての苦しさについて意見を言う学生はいませんでした。問題点であったメンバーのリピート率がほぼ100%になったのです。

ということで、とにかくまずは仲間がいるから大丈夫と安心感を持ってもらう事が非常に大事です。私たちは周囲の人間という所で安心・安全の確保を行いましたが、このポイントは様々な部分にあると思います。

もちろん私たちもこれ意外にも様々な面で安心・安全の確保は徹底しています。これはまた次回にでも書けたらと思います。

ただ、スタートのリピートは良かったのですが、業務に目新しい事はない為徐々にリピート率が下がってくるのは目に見えて分かっていました。
そして、そのリピート率の低下に追い討ちを掛けていたのはこのスタッフがボランティアであり、報酬が出ないという所でした。

もちろん学生も生活があるので、アルバイトがある時にこちらに来てもらうというのは難しい所でした。しかし、こちらとしても報酬は出せないが人材を集めないと人手不足で手が回らないという状態だったので何とかしないといけない状況でした。

その時の上の方の定番文句は「まぁ、何とかなるでしょ。」です。この言葉が発動した以上私たちも何とかしないといけません。

じゃあどうしたかというと、この事業が全国各地で測定を行うという事業であり経費に関しては予算が出ていた為、「仕事」→「旅行」に発送を転換させるようにしていきました。

仕事ではない、全国各地への旅行に行こう

仕事の部分はもちろんしっかりやってもらうわけなのですが、仕事の部分だけを話しているとやはり学生には気が重いです。

そこで、「次の測定会は〇〇県だからこういうものがあるよ。」というように各都道府県の良さや地方料理を行く前から紹介する事により、測定会がアルバイトとの天秤にかからないようなマインドセットに持ち込みました。

そして、これを成功させる為に私は常にやっている事があります。

こまめに新規メンバーとの連絡を取り合う

という事です。旅行に行こうって言われても、知らない人と行きたくないですよね。ましてや学生から見たら私はだいぶ年上なわけで。。

そのマイナスポイントを消す為に、①測定会の参加前、参加後のフォローメールを必ず送る。②どうしてもきてもらいたい測定会の時は電話を入れる。

などを取り入れ、とにかく話しやすい年上というキャラクターを作ることを徹底しました。相手は学生です。もちろんコミュニケーションコストを下げて行く事もかなり意識しています。話のレベルをこちら側のレベルで設定すると痛い目を見ます。当日ドタキャン。。などなど。

ということで

マネジメントするっていう事は、年齢層・職種・性別などでも細かく分類して個人、個人に向けてフォローが行き渡るような仕組みにしないといけないと考えています。今回の私のケースであれば人数がそこまでいないので1人で個人、個人にフォローできていますが。

誠に勝手ながら2000文字前後でまとめる事を課題にしていますので、まだ書き切れていない事もあります。例えば性別でも私はフォローの仕方を少し変えたりしています。いつか書ければ。。

今日書かせて頂いたことであれば、極論を言うと全部大事なのですが、私が一番重要視しているのは「こまめな連絡とそこで得る信頼」です。私の理想の位置はさたーんがいるからこの仕事に行きたい。って言ってもらえる学生が1人でも多くなってくれるくらい学生から信頼を得ることですかね。

こまめに連絡しているとほんの些細な事でも連絡くれたりするようになります。管理しなくても管理している状態に学生達からなってくれつつあります。(最低限のリスク管理はこちらが必ずしないといけないですよ!)マネジメント側がマネジメントしなくても組織が回るこんな世界を見れる時がくるように私もまだまだ精進あるのみです。