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こどものレザークラフトキットを配達しました

外に出られなくなって早三週間。

こどもたちは、それぞれの家でゲームをしたり、ご飯を食べたり、宿題したりしているだろうが、きっと退屈しているだろうな。私だって家事に明け暮れてはいるが、なんか心が置いてけぼりで退屈なのだから、皆も、なにかが足りないと思いながら生活していることは想像に難くない。

自粛二週目、ストレスから、私はめったにすることがない自分のための趣味の買い物をした。

And leather という革の問屋さんから、通販で革のはぎれをたくさん買ったのだ。到着した箱には、ラメラメの革、馬の硬くて格好いい革、スエード、柄物、ワニの型押しなど、それはそれは珍しい、つやつやの、ワクワクするような革がたくさん詰め込まれていた。

それを撫でながら考えた。

自分の趣味のためだけにこの革を大切にとっておくのはなにかが違う。そんなのもったいない。それよりも、つい先月までこの教室に通ってきてくれていたこどもたちに、なにか革で作る工作キットをプレゼントしよう、と思い立った。

5歳や7歳の子達が、親が在宅で仕事をしてる横でなるべくもくもくと安全にできる革の工作。うーむ

とりあえず革を四角く切って、ポンチで穴を開けてみた。針を使わず糸だけで穴をかがるにはどうしたらいいか考えた。糸の先にボンドを塗り乾かして、強度を出し、そのままがしがしかがれるようにした。



そしてこんな風に袋詰めして、名前を書いて、生徒の家のポストに配達して回った。


まだあと7人くらいは残っているけど、


すでに配った生徒のお母さんからは「革ってのがよかったみたい。夢中でやってます😊」

と、メールが来た。

小さい小物入れだったので、たぶん20分くらいで終わってしまったと思う。久しぶりに、絵画教室の課題をやった!って感じも、シャキッとして良かったかもね。


次回はもっと手の込んだキットを届けよう!と、楽しくなってきた。


おわり。



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